「就職するなら働きやすい職場を探したい」「今の職場がどうしても働きづらいな」と悩んでいませんか？
保育の仕事は好きでも、自分に合わない職場環境にストレスが多いと働くのが辛くなってしまいやすいですよね。
今回は、保育士が自分に合った働きやすい職場を見つけるためのポイントをお伝えします！
目次
働きやすい職場を見つけるために
働きやすい職場の条件は、人によって異なります。
たとえば、人間関係がストレスの原因ならば転職なら「保育士同士のコミュニケーションが良好な保育園」かどうかを確認する必要があります。
また、給与や福利厚生が不満なら、次の職場は「賃金面の待遇」が要チェックポイントになるでしょう。
漠然と働きやすい職場を探すのではなく、まずは自分にとって何が「働きやすさ」となるのか考えてみることが大切です。もしくは「これだけはゆずれない」というポイントを洗い出しておくことをおすすめします。
「具体的に思い浮かばない」という方は、いまの職場で負担と感じていることを紙に書き出してみましょう。実際に文字にしてみると、自分が一番負担を感じているものが見えてきます。
「行事の準備で残業が続いている」「先輩が忙しそうで質問しづらい」など、日々のモヤモヤを言葉にするうちに、自分が優先したい条件がはっきりしてくるはずです。
大事にしたい条件が分かれば、求人票をチェックするときや見学の際にも注目すべきポイントが自然と絞られます。今の職場ではうまくいかなくても、環境が変われば自分の良さが発揮できる可能性も十分にありますので、焦らずじっくり考えてみてくださいね。
働きやすさのポイント
職場に求める条件は人それぞれですが「ここは働きやすい」と感じられるポイントにはいくつか共通するポイントがあります。職場探しでは以下のような要素を意識してみると、ミスマッチを防げるかもしれません。
人間関係が良い
職場の雰囲気が良いだけで、毎日の精神的な負担は大きく変わります。実際、保育士の退職理由としてよく挙がるのが「人間関係の悩み」です。反対に、人間関係が良好な園ほど保育士同士のチームワーク力が高く、助け合える環境が整っています。
困ったときに「大丈夫？」と声を掛け合ったり、相談しやすい雰囲気があるだけで、悩みを一人で抱えこまずに済むでしょう。大きな行事前の準備なども、チームで分担して乗り切りることができます。人間関係の良さは精神面だけでなく、体力的な負担にたいしてもメリットが大きい要素です。
頑張りをきちんと認めてくれる職場
自分の頑張りをきちんと評価してもらえることも、働きやすさにつながります。どんなに一生懸命働いても、ミスばかり指摘される環境ではやりがいを感じられなくなってしまいますよね。
反対に、上司や先輩から「助かっているよ」「成長したね」とよく声がかかり、努力を評価してもらえる職場では、「頑張ってよかった！」と思える瞬間が増えます。
周囲からのねぎらいや評価がモチベーションアップとなります。
保育士の業務負担が少ない
保育士の仕事には、書類作成や行事の準備など、子どもと関わる以外の業務も多いですよね。、
最近では、保育士の負担をできるだけ減らす工夫をしている保育園も増えてきました。
ICT化を進めて書類作業が効率化したり、行事準備を保育士みんなで協力して取り組んだりと、子どもと向き合う時間をきちんと確保できるようになります。
残業が少ない保育園は、仕事とプライベートを両立させやすいところも魅力です。
待遇・福利厚生が整っている
長く働き続けるためには、待遇や福利厚生が整っている職場かどうかも重要です。いくら子どもが好きでも、給料が低かったり休みが取れなかったりする環境では続けるのは難しいでしょう。
残業代がきちんと支払われ、各種手当も充実している園であればより安心です。また、休みたいときに休みやすい雰囲気かどうかも大切なポイントといえます。
働きやすい保育園では、有給休暇や産休・育休、無理のないシフトが組まれているかなど、長く働けられる環境が整っています。
自分に合った職場の見つけ方
自分に合う職場を見極めるためには、どのような探し方が良いのでしょうか。ここからは、転職活動で役立つポイントを紹介します。
希望条件をリストアップして整理する
まずは洗い出した自分の希望条件に優先順位をつけてみましょう。
＜希望条件の例＞
- 給与や賞与
- 勤務時間や残業の少なさ
- 行事や制作物の負担度合い
- 通勤時間やアクセス
- 人間関係や職場の雰囲気
すべての条件をクリアする職場を見つけることは難しくても、優先順位をつけておけば求人情報や見学時にチェックするポイントも明確になります。
見学・面接で現場の空気をチェック
気になる保育園があれば、実際に見学に行ってみるのもおすすめです。
保育士の表情や子どもたちへの関わり方、安全に保育できる環境かどうかなど、見学や面接では求人情報だけでは分からない現場の雰囲気を実際に感じ取れます。
見学や面接で得た印象は、賃金や福利厚生と同じぐらい重要な判断材料のひとつです。実際に訪れてみて「ここなら自分に合いそう」と感じられるかどうか確認しましょう。
転職サイト・転職エージェントを活用する
自分に合った職場を効率良く探したい場合は、転職サイトや転職エージェントの利用も検討してみてください。転職サイトや転職エージェントの多くは、細かい条件にしぼった検索ができるため、自分の希望に合った求人をスムーズに探せます。
とくに保育に特化した転職サービスは検索機能にも「ICT導入」「持ち帰りなし」「残業なし」といった検索機能を備えているのが特徴となっています。
「キャリアアドバイザーと相談しながら仕事探しをしたい」という方には、専門キャリアパートナーによるサポートが受けられる「保育士人材バンク」がおすすめです。自分にあった求人を探すサポートや、書類の添削・面接対策なども行うことができ、在職中で忙しい保育士さんも転職活動をスムーズに進められます。お気軽にご利用ください。
まとめ
今の職場でつらい思いをしている方は、自身をなくしてしまう前に「自分に合った職場とはなにか」を一度ゆっくり考えてみましょう。
環境を変えることで、活かしきれなかった自分の強みに気づくかもしれません。
もし一人での転職活動に不安があるなら、保育士専門の転職エージェント「保育士人材バンク」の利用もおすすめです。
プロのサポートを受けて、あなたにぴったりの職場を探してみましょう。自分を大切にしながら前向きに行動してみてくださいね。
