「保育士として働きたいけれど、保育園意外にも選択肢はあるのかな?」

そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?

実は、保育士資格が活かせるのは保育園だけではありません。学童や福祉施設、企業内保育など、選択肢は多彩です。

そこで今回は、就職先を探している保育士さんに向けて、保育士資格を活かせる就職先12種類を厳選してご紹介します。

「自分らしく働ける場所を探したい」「違う環境でチャレンジしたい」そんな保育士さんにピッタリの情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

就職先の種類12ヶ所

保育士の就職先は、子どもと関わる仕事を中心に福祉や教育分野・企業内保育など、さまざまな選択肢があります。

ここでは、保育士としてのスキルや経験が活かせる12の職場をご紹介します。

自分に合った働き方を見つけるヒントにしてください!

①認可保育園

行政より認可を受けて運営している保育園です。

年間行事やカリキュラムが整っていて、保育士としての基礎をしっかり身につけられるのがメリットです。

行政の認可を受けている分、制度や体制がしっかりしており安定して長く働けるのも魅力といえます。

②認可外保育施設

保育方針や運営体制が柔軟で、自由度の高い保育ができるのが魅力です。

企業内設置型などでは、土日休みや時短勤務が可能な施設もありライフスタイルに合った働き方ができます。

「自分に合う保育をしたい」「少人数制で子どもと丁寧に関わりたい」という方におすすめの職場です。

③小規模保育施設

③小規模保育施設

定員6~19名と家庭的な雰囲気で、子ども1人ひとりと深く関われます。

日々の成長を身近に感じられる環境で、子どもとの信頼関係を築きやすいのが魅力です。

保育業務だけでなく、調理や掃除など多様な業務を経験することもあるため、スキルの幅も広がります。

アットホームな職場を求める方や、丁寧な関わりを重視したい方にピッタリの就職先です。

④病院内保育施設

看護師や医師の子どもを預かる施設で、比較的少人数の保育が中心です。

落ち着いた環境でゆったりと関われるため、1人ひとりに目が届きやすいのが特徴。

夜勤や早朝勤務がある場合もあり、手当がつくことで安定した収入も狙えます。

シフト勤務に柔軟に対応できる方にとっては、やりがいと働きやすさのバランスがとれる職場です。

⑤幼保連携型認定こども園

保育園と幼稚園の機能をあわせ持ち、教育的な活動と保育の両方を経験できます。

保育士資格だけでなく、幼稚園教諭免許を活かせる場面も多く、スキルアップを目指す方におすすめの就職先です。

生活・遊び・学びをバランスよく支えられる環境で、子どもの変化を日々実感できます。

⑥児童養護施設

さまざまな事情により家庭で暮らせない子どもたちと深く関わり、生活全般を支える仕事です。

食事や勉強・遊び、進路の相談など親代わりのような存在として子どもと向き合います。

長期的な関係性を築けることや、子どもの成長をじっくり見守れるのが魅力です。

信頼関係を築きながら、子どもにとっての「安心できる大人」として寄り添える、やりがいのある職場といえます。

⑦乳児院

保護者のいない0~2歳の乳児が暮らす施設で、赤ちゃんの生活や発達に寄り添い、手厚いケアをおこなう施設です。

言葉をまだ話せない乳児と信頼関係を築くためには、細かな変化に気づく力や愛情深い関わりが求められます。

赤ちゃんの笑顔や成長を間近で感じられる、やりがいの大きな仕事です。

⑧児童発達支援施設

発達に遅れや特性のある未就学児に対して、遊びや活動を通して療育支援をおこなう施設です。

ことば・運動・社会性など、子どもの発達段階に応じた個別支援や集団活動をおこない、成長をサポートします。

保育士は、子ども1人ひとりの個性に寄り添いながら、専門職(作業療法士・言語聴覚士など)と連携して支援をおこなうため、知識を深めながら実践経験を積めるのが大きな魅力です。

⑨学童保育

小学生が放課後を安全に楽しく過ごせるよう支援する施設です。

宿題を見たり遊びを見守ったりと、先生というより、お兄さん・お姉さん的な立場で子どもと関われるのが特徴で、信頼関係が築きやすい環境といえます。

学年を超えた交流や、成長をそばで見守れることにやりがいを感じる方も多い職場です。

⑩ベビーシッター

家庭を訪問し、1対1で保育をおこなうスタイルです。

食事や遊び、寝かしつけなど、日常生活に密着した保育をおこないながら、保護者の希望に合わせて柔軟に対応できるのが特徴。

集団保育では難しいきめ細かな関わりができるため、子どもとの信頼関係も築きやすい環境といえます。

勤務時間や働き方を自分で調整しやすく、ライフスタイルに合わせた働き方を望む方にピッタリです。

⑪子育て支援センター

地域の親子が気軽に集える「ひろば」のような場所を提供し、子どもとの遊びをサポートしたり、保護者の育児相談に応じたりするのがおもな役割です。

一時預かりやイベントの企画・運営などもおこなうことがあり、地域全体の子育てを支える存在として活躍できます。

保育士の経験や子育ての知識を活かして、保護者に安心感を届けられる、やさしく温かな職場です。

⑫母子生活支援施設

DVや経済的困難など、さまざまな事情を抱える母子家庭が安心して生活し、自立を目指すための福祉施設です。

保育士は子どもの生活や心のケアをおこなうだけでなく、母親の悩みに耳を傾け、日常生活を支えるパートナーのような存在になります。

1人ひとりの背景に寄り添いながら、家族全体を支援できるため、人と深く関わる仕事にやりがいを感じる方におすすめの就職先です。

保育士の仕事内容

ここでは、保育士として働くうえで共通する基本的な仕事内容と、就職先によって異なる仕事内容の違いについてご紹介します。

自分に合った働き方を考えるヒントにしてみてください!

基本的な業務内容

保育士としてどの職場でも共通して求められる、基本的な仕事内容をご紹介します。

  • 子どもの生活・成長のサポート(食事・排泄・着替えなど)
  • 年齢や発達に応じた遊び・活動の企画と実施
  • 保護者との連絡・相談対応(連絡帳や面談など)
  • 行事の準備や運営
  • 子どもの様子を記録する日誌や個別記録の作成
  • 安全管理や掃除・環境整備など

職場によって内容や関わり方に多少の違いはありますが、それぞれの現場で保育士の経験やスキルがしっかり活かせるのが魅力です。

就職先によって変わる仕事内容の違い

保育士の働く場所によって、仕事内容や求められる役割には違いがあります。

以下は就職先ごとの特徴的な業務の一例です。

  • 【保育園・こども園】

日中の集団保育が中心。生活リズムや年齢に応じた保育活動を実施。

  • 【学童保育】

放課後の見守りや遊び、宿題のサポートが中心。

  • 【児童養護施設・乳児院】

生活支援や情緒面での寄り添いが求められる。

  • 【児童発達支援施設】

個別支援計画に基づく療育活動を実施。

  • 【ベビーシッター】

家庭での1対1の個別保育。柔軟な対応力が必要。

  • 【子育て支援センター】

保護者との関わりが中心。相談対応やイベントの運営なども含まれる。

保育士資格が活かせる職場の探し方

保育士資格が活かせる職場の探し方

保育士資格を活かせる職場は多岐にわたりますが、「自分に合った場所をどう探せばいいの?」と悩む方も多いはず。

ここでは、就職先を見つけるための具体的な方法をご紹介します。

まずは自分の希望を整理しよう

就職・転職先を探す前に、「自分がどのような環境で働きたいのか」を具体的にイメージしておくと、求人選びがグッと楽になります。

  • 集団生活 or 少人数保育
  • 子どもとじっくり関わりたい or 保護者支援にも関わりたい
  • フルタイム or パートなど働き方の希望
  • 通勤時間や勤務地の希望
  • 将来的にキャリアアップしたいかどうか

働くうえで、「ここだけは譲れない」というポイントを整理しておくと、自分に合う職場が見つかりやすくなるでしょう!

求人サイトや転職エージェントを活用する

自分に合った職場を見つけるには、正確で豊富な情報を集めることが大切です。

おもな手段としては、以下のようなものがあります。

  • 一般的な求人サイト
  • 保育専門の求人サイト
  • 保育士に特化した転職エージェント

中でも、私たち『保育士人材バンク』では、保育士専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、あなたの希望や経験に合わせて、最適な職場をご紹介しています。

求人情報だけでなく、職場の雰囲気や働き方など気になる部分も丁寧にお伝えしています。

登録・利用を含めすべて無料ですので「自分に合った園を見つけたい」「転職に不安がある」という方も、ぜひ気軽にご相談ください!

実際に見学をして雰囲気を確認しよう

気になる職場が見つかったら、できるだけ見学に足を運び、自分の目で雰囲気を確かめるのがおすすめです。

園や施設の空気感、職員同士の連携の様子、子どもたちとの関わり方などを直接見ることで、「ここで自分が働くとしたら?」というイメージもつかみやすくなります。

実際にその場の雰囲気を肌で感じることが、自分に合った職場選びの大きなヒントになります。

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就職先の種類まとめ

保育士資格を活かせる職場は、保育園だけではありません。

小規模保育や学童、福祉施設、企業内保育など、働き方の選択肢はどんどん広がっています。

「保育=保育園だけ」だけではなく、放課後施設や福祉施設などにも目を向けてみると、今まで気づかなかった可能性に出会えることもあります。

視野を広げて探すことで自分らしく、納得のいく働き方がきっと見つかります!

就職・転職先に迷ったときは、保育士人材バンクのサポートをご活用ください。

保育士専門のキャリアアドバイザーが、希望に合った職場のご紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削や面接アドバイス、応募先とのやりとりまで丁寧にお手伝いします。

「このままでいいのかな?」と感じたら、まずは一歩踏み出してみませんか?私たちが全力でサポートいたします。

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