保育士として日々忙しく働いていると、見逃してしまいがちなのが自分の成長です。だからこそ成長を実感できる機会は貴重ですよね。

この記事では保育士の成長やスキルアップについて取り上げます。すぐに実践できる方法も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

保育士が成長を感じる瞬間

保育士が成長を感じる瞬間

まずは保育士として働く中で「成長できているかも…」と自身の成長を感じられる瞬間を3つのシーンから見ていきましょう。

子どもの小さな変化や成長に気づいたとき

子どもは日々成長して、さまざまなことに挑戦しできることがどんどん増えていきますよね。 例えば歩けるようになったり話せる言葉が増えたりスプーンでご飯を食べられるようになったり…。他にも乳児期に沢山関わった子ども達が年長になって成長した姿を見たときも、嬉しい気持ちになる保育士も多いのではないでしょうか。

子どもたちと長い時間を過ごす保育士の仕事をしていると貴重なシーンに立ち会えることがあります。 子どもは大人との関わりの中で成長します。

心身共に子どもたちが成長している姿は自分の保育の仕方や子どもとの関わり方を肯定してくれるものです。子どもの変化や成長を見つけることで自身の成長にも気づかされるのです。

保護者と信頼関係を築けたと感じるとき

保育士との関わりが最も多いのは子ども本人ですが保護者との関わりも非常に重要です。保護者に信頼してもらえてこそ大切な子どもを安心して預けてもらえます。 だからこそ日頃の態度や言葉かけから保護者との対話に気を配り丁寧な保育を心がけている保育士も多いのではないでしょうか。

保護者と関わる機会は朝夕のあいさつや連絡帳でのやり取りから行事の際の関わりに留まることがほとんどです。よく話す保護者もいればそうでない保護者もおり信頼関係の結び方も人それぞれ異なります。 そんな中で保護者から育児の相談を受けたり日頃の感謝の気持ちを伝えられたりしたときは保護者からの信頼を感じて自身の成長を実感できるでしょう。

クラス運営や大きな行事をやり切ったとき

人は初めての経験や大きな課題に立ち向かい自身の知識や経験を武器にやり遂げたときに大きな達成感と自身の成長を感じるものです。

例えば初めて0歳児や就学を控えた卒園児のクラス担任になったときなどが挙げられます。日々の小さなハプニングにも柔軟に対応して無事に1年を終えられたら自分の取り組みを振り返って大きな成長を感じられるでしょう。 運動会や学芸会といった全員が参加する大きな行事の担当になったときも同様です。数か月前から準備に取り組み内容やプログラム案を練って職員の采配に心をくだく…。情熱を注いだ分だけ本番をやり遂げたときの達成感と成長はひとしおです。

成長のステップアップに向けたヒント

日常に変化が多く経験することが日々増えていく保育士は本来自身の成長を感じやすい仕事です。もし「最近成長を感じられないな」と思うならそれはあなたが次のステップへ進むための「踊り場(準備期間)」にいるからかもしれません。

目の前の仕事に一生懸命で振り返る時間がない

日々の業務に真剣に向き合うあまり休む間もなく一生懸命に働いていませんか? 常にフルパワーで走り続けているとやり遂げたことをゆっくり振り返る余裕が持てません。経験は保育士を成長させる宝物ですが振り返る時間を持つことで経験が整理されて自分の成長にしっかり気づけるようになります。

もし頑張りすぎていると感じるなら業務に手間や時間をかけすぎていないか見直してみましょう。客観的に見直すためには同期や先輩に仕事の工夫について尋ねてみるのがおすすめです。それでも業務負担が多すぎると感じたら上司に相談してサポートをお願いしてみましょう。

自分の目指す保育観を再確認してみる

「子どもに一番に寄り添える保育士になりたい」「個性を尊重して可能性を引き出したい」など保育士になる前は誰もが理想の保育士像や「保育観」を持っていたはずです。 しかしいざ現場で働いてみると目の前の子どもたちに全力で向き合う日々に追われて自分は何を目指していたのかを忘れてしまうことがあります。

そんなときは少し立ち止まって理想の保育士像や保育観を今一度洗い出してみましょう。 そうすることで自分のあるべき姿や進むべき方向がはっきりと見えてきて日々の保育にやりがいと成長を感じられるようになるはずです。

周囲に気を配りすぎて自分のケアが後回しになっている

保育士の仕事はチーム戦です。同僚や先輩後輩や上司と円滑な人間関係を築いて連携して保育を実現するのが理想です。 しかし相手を思いやる気持ちが強い人ほど周囲に気を配るあまり自分自身のケアや成長に目を向ける余裕がなくなってしまうケースもあります。

そんなときはまず自分自身の心と身体を最優先にしましょう。 信頼できる同僚や先輩に話を聞いてもらうだけでも気持ちがすっと楽になります。関わり方に悩む相手がいる場合は無理をせずに少し距離を置いたり上司に相談して環境を調整してもらったりするのも自分を守るための大切な方法です。

保育のスキルアップに向けた具体策

保育のスキルアップに向けた具体策

保育士としてより一層輝くためには保育のスキルを磨くことも重要です。ここからは前向きにスキルアップするための方法を紹介します。

日々の保育記録と振り返りを習慣化する

保育現場でのさまざまな気づきの繰り返しで少しずつ経験値が上がりスキルも磨かれます。せっかくの気づきを忘れないように日々の保育と気づきを記録して振り返る習慣をつけましょう。

負担を減らすためにほんのひと言のメモでOKです。できれば毎日無理なら数日分をまとめて書くようにして折に触れて記録を読み返してみましょう。長い目で自身の成長や保育観の変化がわかりさらなるステップアップの足掛かりになります。

先輩保育士の立ち回りや声かけを真似る

経験が浅いうちは日々の業務で精一杯になりがちですが一緒に働く先輩保育士を観察して「いいな」と思える動き方や声かけを真似することから始めてみましょう。

経験豊富な先輩の素敵な部分を取り入れることで仕事がよりスムーズに進むようになります。最初はマネごとでもだんだん板についてくれば自分の保育士としての魅力的なスタイルが見えてくるはずです。

園内外の研修や勉強会に積極的に参加する

ある程度経験を重ねて業務に慣れてくると新しい刺激が欲しくなることがあります。 そんなときには園内外の研修や勉強会などに参加してみてはいかがでしょうか。

新しい知識を得ることで視野が広がりスキルが上がるだけでなく自分の保育により自信を持てるようになります。他の環境で働く保育士との交流もモチベーションを高める良い刺激になるはずです。

さらにステップアップしたいと感じたら

これまでの経験を活かして「保育士としてさらに新しいステージへ進みたい」と感じる時期が来ることもあります。そんなときの選択肢をご紹介します。

今の職場で新しい役割や目標を見つける

まずは今いる職場で挑戦できることを探してみましょう。 これまでに経験したことのない役割に立候補したり新たな目標を立てたりと視野を広げてみると新鮮な気持ちで仕事に取り組めるはずです。 新しいチャレンジは試行錯誤の連続ですがその経験は確実にあなたを成長させてくれるでしょう。

より自分らしく輝ける環境を求めて転職を検討する

長年同じ職場で経験を積むと「今の園でできることはやり切った」と前向きな手応えを感じることがあります。そんなときは「これから自分はどう働きたいか」を具体的に考えてみましょう。

「今とは違う保育方針の園を経験したい」「新しいポジションに挑戦したい」と思うなら転職で環境を変えるのも素晴らしいステップアップの手段です。ご自身のキャリアをさらに豊かにするために前向きに転職活動を進めましょう。

保育士の成長まとめ

保育士は経験年数を重ねれば重ねるだけ知識も心も豊かに成長できる素敵な仕事です。日々一生懸命働いているのに成長を感じられない場合はあなたが成長できていないわけではなく次のステージへ進むための準備期間なのかもしれません。

今の働き方を見直したり先輩や上司に相談したりして少しずつ自分のペースを取り戻していきましょう。 そして「今の環境でやり切った」「もっと自分らしく輝ける場所で挑戦したい」と感じるなら新しい環境へ飛び込んでみるのもおすすめです。

保育士として前向きなステップアップを目指すなら保育士専門エージェントの「保育士人材バンク」の活用がおすすめです。より自分らしく働ける職場探しを親身になってバックアップしてくれますよ。

保育士人材バンクに無料登録して求人を探してもらう>>