この記事では、20代の保育士が転職する際に押さえるべきポイントについて、新卒、20代前半、20代後半の方に分けて1つひとつ詳細に解説しています。
記事を読むと、志望動機や自己PRはどう書けばいいのか、面接では何に注意すべきか分かりますので20代で転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
【保育士の20代(新卒)】転職ポイント
まずは、新卒で就職後1年以内に転職活動をする場合の、押さえるべきポイントを解説します。
新卒で就職し、1年もたたずに転職を検討しているのは、やむを得ない事情があるからではないでしょうか。
そのような場合、退職や転職に大きな不安を抱いているかもしれません。
最近では、就職後1~3年ほどで退職して、次の職場に転職する「第二新卒」という言葉もあるくらいですので、そこまで心配する必要はありません。若年層の保育士を必要としている保育園もあり、前職での経験期間が短くても、しっかりと転職活動の準備をして就職を有利にしていくことが可能です。
ここからは、以下3つの転職ポイントについて、1つずつ解説していきます。
- 志望動機の書き方
- 自己PRの書き方
- 面接時の注意点
新卒で就職したけれど、色々な訳があり1年以内で転職を検討している方は参考にしてくださいね。
志望動機の書き方
まずは志望動機の書き方について解説します。志望動機に書くべき内容は、以下の通りです。
・志望先を選んだ理由(転職を決めた理由) ・どんな保育士になりたいか |
- 志望先を選んだ理由(転職を決めた理由)
最も大切なのが「志望先を選んだ理由」です。
例えば保育園に就職したい場合には、どの園にも共通するような、漠然とした内容ではなく、この園だからこそ就職したい理由を書くようにしましょう。
例えば、以下のような内容です。
・見学の際に目にした、子どもたちのはつらつとした姿に惹かれた ・園の雰囲気が自分に合っていると感じた ・保育理念に共感した ・取り組みや行事の内容に魅力を感じた ・運営法人の研修制度やコンプライアンスがしっかりしていると感じた |
すでに園に見学に行った場合には、そのときの印象や感想があると好印象です。
「志望先を選んだ理由」には、「転職を決めた理由」を添えてもよいでしょう。転職の理由を述べるときには、前の職場の悪口となるような書き方はしないようにしましょう。
ただ、明らかに労働違反にあたる場合などはお伝えしても問題ありません。
例えば「面接時や求人票にあった給料と実際の給料が明らかに違う金額だった」「残業代が払われなかった」「パワハラを受けた」などですね。
ただし、一般的に他責としている志望動機だと面接官は自分の園(法人)に入職しても「結局、人のせいにして辞めてしまうのではないか」と心配になって採用を見送る場合もありますので注意しましょう。
- どんな保育士になりたいか
第二新卒の志望動機には「どんな保育士になりたいか」についても、書くことをおすすめします。
就職後1年以内に転職する場合、保育士としての経験はまだ少ないですよね。それでも「どんな保育士になりたいか」という希望や理想を、持っていることはとても大切です。
志望先を選んだ理由に加えて、その志望先で自分は「どういう保育士になりたいか」「そのためにどんな姿勢で働きたいのか」を志望動機に記載をすると、説得力が出せるでしょう。
自己PRの書き方
次に自己PRの書き方について、解説します。
自己PRに書くべきなのは、以下のような内容です。
・自分の長所(よいところ)⇒ 性格 ・自分にできること⇒ スキル ・特技、好きなこと⇒ スキル |
自己PRの内容は、大きく分けて「性格」と「スキル」の2つがあります。
以下の表に具体的な例を挙げているので、参考にしてくださいね。
性格 | スキル |
・前向き、ポジティブ ・行動的 ・協調性がある ・ムードメーカー | ・工作が得意 ・ピアノ伴奏ができる ・体力に自信がある ・イラストが上手に描ける |
どんな内容をアピールする際にも、ちょっとした体験談などのエピソードを加えると、「自分はどんな人間なのか」相手がイメージできやすくなります。
面接時の注意点
最後に、面接時の注意点を説明します。
新卒で就職して、1年ほどで転職する場合準備しておいたほうがよい内容の1つに「前職で退職に至った理由や経緯」があります。
すでに述べた通り、最近では「第二新卒」という言葉が一般的になってきています。就職して1~3年で転職活動をする方もいるでしょう。
とはいえ、面接先となる保育園側は、長く働いて貰いたいがゆえに、前職で退職に至った理由や経緯などを知りたいと考えるでしょう。
転職をする側としては、話したくない内容もあるかもしれませんが、言葉を選びながら、なるべく具体的に分かりやすく、事の成り行きを説明すると、好印象が与えられます。
面接で前職の退職理由を伝える際には、以下のような点に注意が必要です。
・前職の悪口を言わない ⇒ 事実だけを述べる ・あまりネガティブな発言をしない ⇒ ポジティブな言葉に言い換える ・すぐに「逃げてきた」印象を与えない ⇒ 解決するためにどんな努力をしたか伝える |
退職理由を伝える際は、なるべくポジティブな言葉で、次の職場での希望や展望を含めて話しましょう。
例えば、以下のような言い換えが有効です。参考にしてくださいね。
言い換える前(ネガティブな印象) | 言い換えた後(ポジティブな印象) |
・人間関係が悪かった ・子どもと保育士の関わりが著しく悪かった ・サービス残業が当たり前だった | ・アットホームな雰囲気の職場で働きたい ・子どもたちと向き合う時間を大切にしたい ・効率的に働きたい |
【保育士の20代前半】転職ポイント
次に、保育士が20代前半で転職する場合に、押さえるべきポイントを解説します。
保育士が働き始めるのは、一般的に、短大や専門学校を卒業するなら20歳、四年制の大学を卒業するなら22歳の時期です。
つまり、短大・専門学校卒の場合には、新卒後の就職先に2~5年、大学卒の場合には2、3年の勤務経験を経たタイミングでの転職となります。
20代前半は、ある程度の経験と体力の両方を兼ね備えた保育士が多く、転職先も見つかりやすいでしょう。
求人の有無にもよりますが、私立・保育園や認可外保育所、企業内保育所のほか、託児所や学童保育所、児童福祉施設など、さまざまな転職にチャレンジできます。
転職活動でのポイントを以下3つにわけて解説していきます。
- 志望動機の書き方
- 自己PRの書き方
- 面接時の注意点
20代前半のタイミングで転職を考えている保育士さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
志望動機の書き方
まずは志望動機の書き方について、解説します。
志望動機に書くべき内容は、以下の通りです。
・志望先を選んだ理由(転職を決めた理由) ・自分が志望先で貢献できること |
- 志望先を選んだ理由(転職を決めた理由)
最も大切なのが「志望先を選んだ理由」です。
こちらは、前述した「新卒」でのポイントと同様、どの園にも共通するような、漠然とした内容ではなく、その園だからこその理由を書くことが重要です。
例えば、以下のような内容がよいでしょう。
・見学の際に園長先生から伺った保育理念に共感した ・子どもに寄り添う保育士さんの対応が理想的で自分もそういう保育をしたいと思った ・地域への取り組みや行事の内容に魅力を感じた |
すでに園に見学に行った場合には、そのときの印象や感想を積極的に伝えましょう。
さらに「志望先を選んだ理由」には、転職を決めた理由も含めます。転職の理由は、前の職場の悪い点などネガティブな側面を強調せず、あくまで事実だけを簡潔にまとめましょう。
例えば「これまでの勤務園では大規模な園で行事に追われる毎日だったが、貴園の理念に共感し子どもの心情を大切にする保育を実践していきたい」などのような内容が好印象です。
- 自分が志望先で貢献できること
次に書き加えたいのが、志望先の施設で自分が貢献できる内容です。
志望先の保育理念や業務内容、力を入れている取り組みや行事などを参考に、これまでの経験を転職先でどのように活かせそうかを書きましょう。
例えば以下のような内容です。
・運動会など大きな行事を担当していたことがあり経験を活かせます ・パソコンの仕事が得意なので、業務効率化に貢献します ・工作が得意で、前職では壁面作成やおたよりの作成に力を担当していましたので、短い時間で製作準備や装飾を作成できます |
詳細は自己PRで書くため、志望動機ではあくまで簡潔にまとめるだけでOKです。
自己PRの書き方
次に自己PRの書き方について、解説します。
自己PRに書くべきなのは、以下のような内容です。
・自分の長所(よいところ)⇒ 性格 ・自分にできること⇒ スキル ・特技、好きなこと⇒ スキル |
自己PRの内容は、大きく分けて「性格」と「スキル」の2つがあります。別々に書く事で伝わりやすさを増すことができます。
「スキル」というと、「自分にはあまりないかも」と思うかもしれませんが、「自分にできること」「好きなこと」「褒められた経験があること」などと考えると、書きやすくなりますよ。
以下の表に具体例を挙げているので、参考にしてくださいね。
性格 | スキル |
・冷静 ・主体的 ・忍耐力がある ・向上心が高い | ・食育の知見がある ・壁飾りやおたよりの制作が早くできる ・イベントの企画 ・運営が詳細にできる ・事務処理能力が高い |
20代前半で転職する場合、保育士としての経験をある程度積んでいるので、自己PRでアピールするポイントには、それぞれ経験を交えたエピソードを加えましょう。
なるべく具体的なエピソードとすることで、採用側がイメージをふくらませやすくなります。
面接時の注意点
最後に面接時の注意点を説明します。
20代前半で転職する場合、保育士としてのキャリアは長くて5年ありますが、人によっては、まだ2、3年しか経験を積んでいない方もいます。
そうなると、保育士として未経験の業務や分野も多く、即戦力となるほどの自信がない方もいるのではないでしょうか。
ですが安心してください。20代前半の保育士さんの場合、採用する側は必ずしも「即戦力となる人材」を求めているわけではありません。
アピールしたいのは、保育士という仕事への熱意ややる気です。保育士として仕事と向き合う姿勢を、面接の場でしっかり伝えましょう。
少なくとも、面接で聞かれることの多い、以下の質問については、すんなりと答えられるように、考えておいてくださいね。
・志望動機(なぜその志望先を選んだのか) ・自己PR(自分の長所やスキルなど) ・これまでの経験(どこで何年働いたか、どんな業務を務めたかなど) ・退職の理由(前向きでポジティブな言葉で説明する) ・今後の目標やなりたい保育士像など |
そして、前述したようにただ淡々と質問に答えるのではなく、熱意がある前向きさやポジティブさも話し方や内容に入れることがポイントです。
また、面接の最後には「何か質問はありますか?」と逆質問をされる場合がよくあります。逆質問も意欲を示せる大切な機会です。
聞きたいことを事前にいくつか考えておき、面接の内容を踏まえたうえで面接官に質問するようにしましょう。
【保育士の20代後半】転職ポイント
次に、保育士が20代後半で転職する場合に、押さえるべきポイントを解説します。
25~29歳ごろになると、短大や専門学校、大学を卒業後、すでに保育士として3年以上、長い方では10年近い経験を積んでからの転職ということになります。
この年齢であれば、ある程度の仕事はできるようになっており、保育士としてスキルアップ・キャリアアップを目指して転職する保育士さんも多いのではないでしょうか。
一方で20代後半となると、家族のことや結婚のことなど自身のライフプランを考える年齢でもあります。
仕事とプライベートの両立や、人生設計について考える中で結婚や出産などをきっかけに、転職する方もいるでしょう。
20代後半というタイミングは、すでに保育士としてしっかりとキャリアを築いており、採用側に即戦力として期待される世代です。
転職活動では、ここから説明するポイントを押さえるとよりよい結果を出しやすくなりますよ。
ここからは、以下3つの転職ポイントについて、1つずつ解説していきます。
- 志望動機の書き方
- 自己PRの書き方
- 面接時の注意点
20代後半のタイミングで転職を考えている保育士さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
志望動機の書き方
まずは志望動機の書き方について、解説します。
志望動機に書くべき内容は、以下の通りです。
・志望先を選んだ理由(転職を決めた理由) ・携わりたい業務 ・自分が志望先で貢献できること |
- 志望先を選んだ理由(転職を決めた理由)
最も大切なのが「志望先を選んだ理由」です。
こちらも前述どうようどの園にも共通するような、漠然とした内容ではなく、その園だからこその理由を書きましょう。
以下に例を挙げます。
・園長先生や保育主任の先生の言葉を聞いて、信頼できると感じた ・子どもに対する保育士さんの言葉かけを拝見し自分もそうありたいと思った ・保育理念に共感し、自分の目指す保育ができそうだと思った ・以前から興味のあった取り組みや行事を行っている |
すでに園に見学に行った場合には、そのときの印象や感想を積極的に伝えましょう。
また「志望先を選んだ理由」の中には、転職を決めた理由を加えると、説得力が増します。
転職の理由は、前の職場の悪い点など、ネガティブな側面を強調せず、あくまで事実だけを簡潔にまとめましょう。
すでに長い間、前の職場に勤めていた場合には、スキルアップやキャリアアップなど、前向きな理由を全面に押し出すと、好感を持たれやすくなります。
例えば「これまでの勤務園では、運営法人の方針でキャリアアップができない環境でした。また研修なども基本的にはない状況でした。ですが、御社(貴園)では数々の研修やキャリアアップの制度が整っており、保育の専門性を高め自身の成長がしやすい環境だった」というような内容が好印象でしょう。
- 携わりたい業務
志望動機には「志望先でどんな仕事がしたいか」についても、書くことをおすすめします。
20代後半で転職する場合、すでに保育士としてそれなりの経験がありますよね。
これまでの経験を踏まえて、転職後はどんな業務に携わりたいか(チャレンジしていたいか)を伝えると、転職への前向きな気持ちや、保育士として働くことへの熱意が伝えられます。
具体的には、以下のような内容をまとめると、好印象を持たれやすくなります。
・これまでに携わった業務とその期間 ・実務の中でも特に力を入れていたこと/身に付けたこと ・研修を受けたり、自分で勉強したりして身に付けたこと |
特にこれまでの経験については、なるべく具体的に書くようにしましょう。志望先の担当者が、採用後のイメージを付けやすくなります。
- 自分が志望先で貢献できること
志望先の施設で、自分が貢献できる内容についても、書くとよいでしょう。
あらかじめ、志望先の保育理念や業務内容、力を入れている取り組みや行事を調べ、これまでの経験を、転職先でどのように活かせそうか考えてみてくださいね。
過去にたくさんの業務を経験してきた方は、その中でも自分が特に好きだった分野や、得意だった業務をピックアップして書き出します。
詳細は自己PRで書くため、志望動機ではあくまで簡潔にまとめるだけに留めましょう。
自己PRの書き方
次に自己PRの書き方について、解説します。
自己PRに書くべきなのは、以下のような内容です。
・自分の長所(よいところ)⇒ 性格 ・自分にできること⇒ スキル ・得意なこと⇒ スキル |
自己PRの内容は、大きく分けて「性格」と「スキル」の2つがあります。
20代後半となり、保育士としての経験を5年ほど積んでいる場合には、自分の適性や得意分野が、何となくつかめてきているのではないでしょうか。
これまでに経験したことや勉強したことを通じて、「こういう作業は好きだ」「自分にはこういう業務が向いているかも」と感じたことがあれば、積極的にアピールしましょう。
以下の表に具体例を挙げているので、参考にしてくださいね。
性格 | スキル |
・責任感がある ・コミュニケーション能力が高い ・リーダーシップがとれる | ・行事の企画 ・運営の経験が豊富 ・パソコンが得意でおたよりなど素早く作成できる ・障がい児保育について知見がある |
20代後半で転職する場合、保育士としての経験が最大の武器になります。自己PRでアピールするポイントには、それぞれ経験を交えたエピソードを加えましょう。
なるべく具体的なエピソードとすることで、採用側のイメージをふくらませやすくなります。印象的なエピソードを1つ挙げ、簡潔に文章化しましょう。
面接時の注意点
最後に、面接時の注意点を説明します。
前述した通り、20代後半で転職する場合、保育士としてのキャリアがしっかりあることから、現場はこれまでの経験を活かした即戦力となってくれることを期待しています。
「相手の期待に応えられる」という自信を持って、面接に臨みましょう。
面接では落ち着いた態度で、余裕のある受け答えができるよう、最低限以下の内容について、簡潔に答えられるように練習しておいてくださいね。
・志望動機(なぜその志望先を選んだのか) ・自己PR(自分の長所やスキルなど) ・これまでの経験(どこで何年働いたか、どんな業務を務めたかなど) ・退職の理由(前職の悪口にならないように注意する) |
さらに以下の内容も考えておけると、相手に好印象を与えられるでしょう。
・保育観 ・将来のビジョン(スキルやキャリア) |
これまで保育士として働いてきた経験から、誰もが自分なりの「保育観」、保育士としての価値観や考え方を持っているはずです。
例えば「子ども主体の活動をする」「さまざまな経験ができるような環境・体制を整える」「個性を伸ばせるようにサポートする」など、どんな保育を理想としていて、そのためにどう働きたいかを伝えましょう。
また、今回の転職を経て、保育士として、今後どんな知識やスキルを得たいか、キャリアプランはどう考えているかなど、将来のビジョンについても、問われる可能性があります。
現時点での考えをまとめておくと、面接に役立つかもしれません。
20代でパートの保育士として働ける?
さまざまな理由により、20代でパート保育士として働くことを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
20代は年齢的にも体力があり、保育の現場からすると貴重な人材です。正職員のみならず、パート職員でも歓迎されるでしょう。
パート希望で転職活動をする場合は「なぜ、正社員ではなくパートで働きたいか」を面接時に答えられるようにしておくと、よいでしょう。面接官が、正社員で働けそうなのにパートで働く理由はどこにあるか気になるかもしれませんね。
他にもどの施設に応募するか迷った場合、事前に施設見学をしてみるのも良い手です。施設の雰囲気や、パートの働き方が分かり志望先を選びやすくなります。
保育士の20代で未経験でも転職はできる?
20代で保育士の仕事は未経験であっても、保育士に転職することは可能です。
保育士の有効求人倍率は、全国平均で3倍前後を推移しています。これは保育士1人につき、3件ほどの求人があるということです。
未経験でもまだ若くて体力のある20代の人材は、保育業界にとっては貴重な存在です。
未経験の場合、保育士としてのスキルではなく人間性が重視されるでしょう。
特に、以下のような性格は、保育士として働くのに向いている、適性があるとみなされ、就職に有利です。
・よく気が付き、能動的に動ける ・協調性がある ・コミュニケーション能力が高い ・責任感がある |
前職の経験で、上記の性格と関連するエピソードや保育に活かせることがあれば、併せて紹介しましょう。実際に周りの人からもらった言葉や評価があれば、説得力が増します。
20代保育士の給料はどのくらい?
ここからは、20代保育士の平均年収をご紹介します。
地域や役職によって違いはありますが、ご参考にしてください。
保育士の20代の平均年収・ボーナス
年収は約289万円、ボーナスは約57万円です。
参考にした「令和5年賃金構造基本統計調査」のデータは、以下の通りです。
20~24歳 | 25~29歳 | 20代平均(算出) | |
平均年収(算出) | 274万8,000円 | 303万6,000円 | 289万2,000円 |
ボーナス | 43万8,000円 | 69万5,700円 | 56万6,850円 |
保育士の20代の月々の給料や給料はどのくらい?
20代の保育士の平均給料は、約24万円、手取りにすると約19万円です。
参考にした「令和5年賃金構造基本統計調査」のデータは、以下の通りです。
20~24歳 | 25~29歳 | 20代平均(算出) | |
平均給料 | 22万9,000円 | 25万3,000円 | 24万1,000円 |
金額は1つの参考ではありますが、「借上げ社宅制度」や市区町村によっては「奨学金返済支援事業」などを活用して生活に余裕を持って働きたいですね。
保育士の20代の転職まとめ
保育士が20代で転職する場合、押さえるべきポイントは年齢や経験年数によって異なります。
この記事を参考に、自分だったらどのように転職活動をするといいのか、検討してみてください。
そのうえで、面接官はどんなことを知りたいか?という相手の立場になって、履歴書やエントリーシート、職務経歴書を作成し面接に臨みましょう。
20代の保育士は、保育業界にとっては貴重な人材として重宝されます。
これまでの経験から得た知識やスキルはもちろん、保育士という仕事への熱意ややる気、転職への前向きな気持ちを伝えられれば、きっとよい結果が残せるでしょう。
また、保育士で転職を考えているかたは、保育士人材バンクまでご連絡ください。
「自分にあった転職先ってあるのかな?」「はじめての転職は不安」など、ご不安や疑問を解消しながらも、あなたに合った最適な転職先を探すサポートをいたします。
また、履歴書の書き方や面接対策などもしており、安心して転職活動ができるよう、フォローもさせていていただいております。
自分にあった就職先で、自分らしい保育をしてみてはいかがでしょうか。