保育園の代表として、保育園の運営・経営を担う「園長」というお仕事。
日々の運営業務をはじめ、行政とのやりとり・保護者対応・人事採用など、園の責任者としてさまざまな業務に携わります。
責任が大きい分やりがいも多く、保育職の中では給料が高いため、保育士のステップアップとして目指す方もいるでしょう。
本記事では、保育園の園長になるためのポイントや、年収、仕事内容など詳しくご紹介します。
園長になるメリットやデメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 1 保育園の園長とは?
- 2 保育園の園長になるには?英語は必要?
- 3 保育園の園長の年収(給料)、退職金は?
- 4 保育園の園長の仕事内容や役割、研修、勤務時間は?
- 5 保育園の園長の資格要件や平均年齢、転勤はある?
- 6 保育園の園長「公立」「私立」「幼稚園」「認可保育園」などの違いは?
- 7 保育園の園長の「目標」「自己評価」の仕方は?
- 8 保育園の園長のメリット・やりがい(魅力)は?
- 9 保育園の園長のデメリットは?
- 10 保育園の園長の仕事の注意点は?
- 11 保育園の園長に向いている人
- 12 保育園の園長に向いていない人
- 13 保育園の園長の転職の仕方や求人の探し方は?
- 14 保育園の園長の履歴書・職務経歴書の書き方は?
- 15 保育園の園長の志望動機・面接の仕方は?
- 16 保育園の園長のまとめ
保育園の園長とは?
保育園の園長とは、”園の運営・経営をする責任者”です。
責任者という立場なので、保育士とは異なり、保育業務以外にもさまざまなことが求められます。
たとえば、保護者や行政への対応や、保育士を導くリーダーシップやマネジメント力、園長としての専門性も必要です。
常に客観的な視点で、「子ども達が安心して過ごせる環境」「職員が働きやすい職場」を目指すにはどうすべきかを考えて、全体を引っ張っていく役割も担っています。
ここからは、より具体的に保育園の園長になるためのポイントや、給料、仕事内容などを解説していきます。
保育園の園長になるには?英語は必要?
保育園の園長になるためには、大きく4つのルートから目指すのが一般的です。
保育園の園長になるための主なルート
- 勤務年数や保育経験を積んでキャリアアップを目指す
- 家族経営の保育園をそのまま引き継ぐ
- 園長職の求人募集に応募する
- 自分で一から保育園を新規開園する
また、保育園の園長になるためには、最低限、以下のようなスキルが求められます。
保育園の園長になるためのスキル
- 管理能力
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ
とくに、保育園の園長は職員や保護者、行政の方など、さまざまな人と関わる立場にあるので、コミュニケーション能力はとても重要になります。
最近では、日本に在留する外国人の増加に伴い、外国籍の園児も増え、英語でのコミュニケーションが必要な場面もあるかもしれません。
特に、インタースクールや英会話を重視する保育園に就職したい場合には、英語力が必要になりますので、英会話教室に通うなど、事前に、英語力を強化しておきましょう。
保育園の園長の年収(給料)、退職金は?
保育園の代表である園長の年収(給料)相場は、「私立」と「公立」で変わってきます。
内閣府が令和元年度に出した調査によると、私立保育園の園長は年収「6,790,740円」に対して、公立の年収は「7,595,784円」であることが分かります。
公立保育園の方が給料が高い傾向にありますが、規模や経営状況によっては私立保育園でも給料が高くなる場合もあるでしょう。
また、無認可保育園の場合は、国や自治体からの補助金が十分受け取れない場合が多く、年収は認可保育園に比べると低くなるケースも。
さらに、退職金についても「私立・公立」によって相場が異なります。
【参考サイト】:内閣府「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査
保育園の園長の年収(給料)【公立保育園】
公立保育園の場合は、「公務員の退職手当制度」に基づき、以下のように退職金の計算方法が決められています。
退職金=基本額(※1)+調整額(※2)
※1 退職日給料月額×退職理由別・勤続年数別支給率
※2 調整月額のうち、額が多いものから60月分の額をあわせた額
【参考サイト】:総務省「地方公務員の退職手当制度について」
退職理由によっても異なりますが、60歳定年の退職金支給額の相場は2,000万円前後となります。
【参考サイト】:総務省|給与・定員等の状況|給与・定員等の調査結果等
保育園の園長の年収(給料)【私立保育園】
私立保育園の場合は、園によって支給額が大きく異なります。
社会福祉法人の場合は、福祉医療機構「退職手当共済制度」に加入しているケースが多く、福祉医療機構の公式サイト内にある「退職手当金計算シミュレーション」を使って手軽に計算可能です。
【参考サイト】:福祉・保健・医療情報 – WAM NET(ワムネット)
勤続年収や平均基本給、退職理由を入れると算出されるので、気になる方は試してみるとよいでしょう。
一方、株式会社が運営している場合は、「退職手当共済制度」に加入しているケースもあれば、独自に計算方法を定める場合もあります。
中には、退職金制度を設けていない保育園もあるため、転職を考えている方は事前に確認が必要となるでしょう。
【参考サイト】:退職手当金計算シミュレーション
保育園の園長の仕事内容や役割、研修、勤務時間は?
ここからは、より具体的に保育園園長の仕事内容や勤務時間などをご紹介していきます。
園長の仕事内容や役割は以下のとおり。
- 運営計画の作成(補助金・経費の計算など)
- 施設・設備の安全管理
- 人事・採用活動
- 行政や自治体とのやりとり(会議への出席も含む)
- 保育士のシフト作成
- 書類の確認や最終チェック
- トラブルや事故があった際の保護者対応
- 保育士の指導(定期的な面談や研修実施)
冒頭にもご紹介したように、園長は保育園全体の責任者という立場であるため、上記以外にもたくさんの業務があります。
細かい勤務時間(形態)は園によっても異なりますが、「保育所設置認可等事務取扱要綱」によると、園長は「一日6時間以上かつ月20日以上施設に勤務する者」と定められています。
【参考サイト】:保育所設置認可等事務取扱要綱
また、保育園の園長は定期的に研修を受けて、法改正や制度に関する理解を深め、専門スキルを磨く機会を作ることも重要です。
研修は、行政が定期的に開催しているものや外部のマネジメント研修などに参加するケースが多いでしょう。
保育園の園長の資格要件や平均年齢、転勤はある?
保育園の園長になるための資格要件も、「公立・私立」によって変わってきます。
【私立】保育園の園長の資格要件
一般的には、保育歴10年以上の経験が必要とされていますが、私立保育園の場合は保育士資格以外に必要な資格や研修はとくにありません。
さらに、保育現場は人手不足という問題を抱えているため、園長になるための条件はややハードルが低い状況にあるといえるでしょう。
実際には、保育士としての経験が3~5年以上という場合もあるでしょう。
【公立】保育園の園長の資格要件
一方、公立保育園の場合は、地方公務員になるので、公務員試験に合格した後、正社員保育士として実務経験を積む必要があります。
「保育所設置認可等事務取扱要網」によると、公立保育園の園長になるためには以下の条件をクリアしなくてはなりません。
“公立保育所(公設民営を含む。)の施設長となる者は、児童福祉事業に2年以上従事し た者、又はこれと同等以上の能力を有すると認められる者であること。”
【引用元】:保育所設置認可等事務取扱要網
ただし、公立保育園の場合は実務経験2年で園長になる人はほとんどいないため、10年程度経験を積んでからステップアップするのが一般的でしょう。
保育園の園長になるための【平均年齢】
園長に昇進する平均年齢は、20歳・22歳で短大/大学を卒業して、そこから10年程度経験を積んだとして、早くて”30歳前後”で昇進する方が多いかもしれません。
また、転勤の有無は園によって異なります。
公立保育園の場合は地方公務員になるので、3~4年周期で人事異動となるのが一般的。
私立保育園の場合は、系列園がある場合は異動や転勤するケースも考えられるでしょう。
保育園の園長「公立」「私立」「幼稚園」「認可保育園」などの違いは?
保育園の園長は、給料や経験数などは「公立・私立」で大きく変わってきますが、具体的な仕事内容に「公立・私立」で大きな違いはありません。
保育理念や方針は園によって異なりますが、基本的にどの園も共通して、保育園が安全に運営できるように環境を整えたり、保育士へ指導したりといった役割が求められるでしょう。
ただし、「認可保育園」か「無認可保育園」で、運営ルールや基準が大きく変わってきます。
安全面においては、もちろん認可・無認可関わらず重要になりますが、具体的な基準は認可保育園の方が厳しく定められている傾向があります。
そのため、マニュアル作成や書類の多さは、認可保育園の園長の方が多くなるでしょう。
保育園の園長と幼稚園の園長の違いは?
ご存知の方が多いと思いますが、保育園は「厚生労働省」、幼稚園では「文部科学省」と、そもそもの管轄が異なります。
保育園は0歳~小学校就学前の乳幼児を、幼稚園の場合は満3歳以上の幼児を預かり、保育します。
保育園は保護者の事情で保育に欠ける子どもを預かるので、保護者支援に関わることも大きな役割です。
一方幼稚園は、学校教育施設になるので、保育園よりも保育時間が短く、教育的な要素が強い特徴があります。
保育園園長と、幼稚園園長は、どちらも「園の運営・経営」をする責任ある立場なので、仕事内容に大きな違いはありません。
しかし、それぞれの役割が異なるため、目指すべき方向性や保護者との関わり方が変わってくることを理解しておきましょう。
ちなみに、幼稚園の園長に就くためには、以下の条件どちらかを満たすことが求められているので注意しましょう。
- 幼稚園教諭1種教員免状を保有していて、5年以上教育に携わっている人
- 無資格でも10年以上教育に従事してきた人
【参考サイト】:学校教育法施行規則
保育園の園長の「目標」「自己評価」の仕方は?
保育所保育指針によると、保育士は定期的に自己評価をおこなうことが努力義務とされています。
自己評価は、「保育に関わる業務を達成できているかどうか」を自分で評価していくもの。
中には、その自己評価をベースに園長と定期的な面談や目標設定をしている方もいるでしょう。
それでは、保育園のトップである園長は自己評価や目標設定はどうすればよいのでしょうか?
園によってもやり方はさまざまですが、基本的には保育士同様に、定期的に自己評価シートに書き込んで自分で評価するのが一般的です。
また、私立保育園の場合は、園長の上に代表や理事長がいることも少なくありません。
その場合は、代表や理事長に自己評価や目標設定をチェックしてもらうこともあるでしょう。
園によっては、副園長や主任が園長の自己評価をチェックする場合もあるようです。
【参考サイト】:厚生労働省『保育所保育指針解説』
保育園の園長のメリット・やりがい(魅力)は?
業務量も多く、責任が大きい保育園の園長という仕事ですが、メリットややりがいも多くあります。
園長の魅力は大きく以下の3つです。
保育園の園長のメリット①【自分の理想とする保育園を作れる】
園長は”自分の理想とする保育園を作れる”のが魅力です。
保育園の責任者であるため、保育園の特色や理念などを自由に設定できます。
そのため、「食育に力を入れたい」「音楽や運動に力を入れたい」「行事やイベントに力を入れたい」など、自分の理想とする保育園が明確な方には大きな魅力といえるでしょう!
もちろん、職員と一緒に力をあわせて保育園を作り上げていくのが前提ですが、園の柱となる方針や保育観は園長の考えが大きく影響します。
保育園の園長のメリット②【収入がアップしやりがいを感じられる】
保育士は処遇改善が進んで、徐々に給料が高くはなってきていますが、他業種と比較するとまだまだ低賃金といえるでしょう。
しかし、経験を積んでいき、キャリアアップしていくと収入は徐々に安定します。
保育園のトップである園長は、保育士よりも収入が大幅にアップするため、”やりがいを感じやすい”というメリットも!
保育園の園長のメリット③【保育士の育成に携われる】
「保育士の育成」に携われるのも、園長の大きな魅力といえるでしょう。
保育園の責任者である園長は、理念や方針にそって保育士を指導する役割もあります。
そのため、保育士の成長を近くで感じられるメリットも!
部下が悩みながらも育っていく姿を見て、一緒にやりがいを感じることができるでしょう。
保育園の園長のデメリットは?
保育園の園長になるデメリットは、大きく以下の3つです。
保育園の園長のデメリット①【子どもたちと触れ合う機会が減る】
ここまでご紹介したように、園長になると経営や外部への対応など、保育現場から遠ざかる業務が増えます。
そのため、保育士の時よりも子どもと触れ合う機会が少なくなってしまうのはデメリットといえるでしょう。
「元々、子どもが好きで保育士になった」という方にとっては、寂しいと感じてしまうかもしれません。
保育園の園長のデメリット②【責任の重さにプレッシャーがかかる】
園長は、保育園に関する「責任を担う」必要があります。
保育園のトップとして、すべての職員をまとめて引っ張っていき、園児の怪我や事故が発生したら、責任者として保護者への謝罪が求められるでしょう。
選択ミスによっては、職員のモチベーションが下がってしまったり、保育園の経営にも影響が出たりすることも。
冷静に重大な決断を下さなくてはならない場面も多くあり、責任の重さにプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
保育園の園長のデメリット③【保育士の育成が大きな負担になる】
保育園のリーダーとして、「保育士指導」や「育成」することも園長の大事な仕事です。
しかし、指導や育成といっても一筋縄ではいかないもの。
さまざまな価値観を持った人同士が集まるということは、時には意見が食い違ったり人間関係のトラブルにつながったりすることも。
そのような時は、園長として解決へと導き、寄り添いつつ指導することも必要になるでしょう。
保育園の責任者として、職員をまとめながら引っ張っていくことの難しさが、大きな負担となることは少なくありません。
保育園の園長の仕事の注意点は?
保育園の園長として仕事をする場合、意識して注意すべきことは以下の3つです。
保育園の園長の仕事の注意点①【常にポジティブに考える】
ポジティブな考えを持って仕事をすることは、保育園の園長にはとても重要なことです。
保育園は、保護者からクレームを受ける機会も多々ありますが、その度に落ち込んでしまっては保育スタッフも不安に感じてしまうので、注意しなくてはなりません。
クレームは、誰でもネガティブに捉えがちですが、ポジティブに考えることで保育園にとってプラスになることも多いのです。
また、保育園のトップである園長が、ポジティブな考え方で仕事をしていると、保育士も自然とポジティブな考えで保育ができるようになります。
保育園の園長の仕事の注意点②【感情的にならない】
保育園の責任者である園長は、どんな場面でも冷静に、幅広い視野で物事を見なくてはなりません。
保育園は、子ども達や保護者をはじめ、行政や近隣の保育園などさまざまな方と関わるため、あらゆるトラブルがつきものです。
しかし、トラブル時に園長が感情的になっていては上手くいきません。
どんな時でも適切な解決策を探すためにも、園長として冷静に決断する力が必要になるでしょう。
保育園の園長の仕事の注意点③【保育の知識がないのはNG!】
保育園全体をまとめあげる園長は、保育に対する知識や理解が必要になります。
私立保育園の場合は、無資格で園長になれる場合もありますが、保育に対する知識がないと、保育士との間にズレが生じてしまうことも。
園長は、保育に関する相談にのってあげたり、アドバイスをしたりと保育士を育成することも大切な仕事です。
実際に子ども達の保育をする保育士と、同じ目線で円滑にコミュニケーションをとるためには、保育の知識や理解が必要不可欠といえるでしょう。
保育園の園長に向いている人
保育園の園長に向いている人の特徴は、以下のようなことが挙げられます。
- 行動力がある人
- ポジティブな考え方の人
- コミュニケーション能力がある人
- あらゆる場面でも常に冷静に判断ができる人
- 基本的な事務処理ができる人
- 物事をさまざまな視点から見れる人
- 相手の話に耳を傾けて深く理解ができる人
- 保育士一人ひとりの魅力を伸ばしていけるマネジメント力
さまざまな立場の人と関わる園長は、さまざまな人の視点を持つことが重要です。
相手の立場に立って物事を考えられると、保育士からも保護者からも信頼される園長になれるでしょう!
保育園の園長に向いていない人
一方で、保育園の園長に向いていない人は以下のような人です。
- 感情的になりやすい人
- 物事を柔軟に考えられない人
- すべて保育士任せで責任感がない人
- ネガティブ思考な人
- 自分で決断できない人
- コミュニケーションをとるのが苦手な人
中には、園長のパワハラやモラハラが原因で、保育士が精神的に病んでしまったり、「園長と合わないから」と保育士が集団で内部告発したりするケースも。
たしかに、園長は保育園の責任者なので、物事を最終決定できる立場ですが、保育園は保育スタッフと作り上げていくものです。
自分一人ですべてを決めて、保育士に意見や責任を押しつけるやり方は適切とはいえないでしょう。
客観的な視野を持ちつつ、保育士の意見や考え方に丁寧に耳を傾け、まとめあげていく力も園長には必要不可欠なのです。
保育園の園長の転職の仕方や求人の探し方は?
前述したとおり、保育園の園長になるためにはさまざまなルートがあります。
しかし、私立保育園であれば求人に応募して転職するのが一般的です。
ネットで「園長 求人」と検索すると、園長・施設長・園長補佐などさまざまな求人が探せるでしょう。
「求人サイト」によっては園長職は非公開にしている場合も少なくありません。
そのため、求人サイトや転職エージェントなどに登録するのも一つです。
保育園の園長の履歴書・職務経歴書の書き方は?
保育園の園長に転職する際の履歴書・職務経歴書の書き方は、保育士の場合と大きな違いはありません。
しかし、園長ともなれば園の最高責任者という役職になるので、これまでの経験や得たことなどが採用者にしっかり伝わるように書くのが大切です。
園のリーダーとして保育スタッフを引っ張っていく存在なので、「園長に活かせる経験をこれまでしてきているか」という部分も見られるポイント!
たとえば、「若手保育士や後輩保育士の指導に携わってきたか」「自分のクラスだけでなく、保育園全体をサポートしてきたか」など、園長になるために必要な経験や要素を積極的に書いてアピールしましょう。
保育園の園長の志望動機・面接の仕方は?
志望動機や面接の仕方も、一般的な保育士の転職と大きな違いはありません。
しかし、志望動機も面接も「保育園の責任者としてふさわしい人柄なのか?」という部分を重視して見られるでしょう。
とくに、志望動機には「園の保育理念」を絡めた内容は必ず入れましょう。
園長は保育園の理念や保育方針を柱として運営しなくてはなりません。
保育スタッフにも指導していく立場なので、「その園が大事にしていること」と「園長の価値観」にズレが生じてはいけないのです。
また、面接ではこれまで苦労してきたことや悩んだ経験にも触れて、どのようなことを意識して乗り越えてきたかをアピールしましょう!
それにより、「この人なら園長になってからも、さまざまな問題を乗り越えられる」と採用担当者に思ってもらえるからです。
自分が保育をする上で大切にしてきたことや、保護者や職員と良好な人間関係を築くために意識してきたポイントもしっかりアピールしましょう!
保育園の園長のまとめ
保育園の園長はたくさんの人と関わり、求められることも多い仕事です。
業務量や責任の大きさに心身ともに「きつい」「ハード」と感じる場面も多いでしょう。
しかしその分、給料も高くてやりがいが大きい仕事でもあるため、さらなるキャリアアップを考える保育士さんにとっては、おすすめの選択肢といえます。
いま勤めている保育園で園長先生を目指すなら、今のうちに少しずつスキルと経験を積んでおくのがおすすめです。
もし、新しい保育園で園長先生を目指すなら、求人サイトをチェックしたり、転職エージェントに相談したりするのがよいでしょう!