「赤ちゃんに関わる仕事に就きたい」と考えている方向けに、おすすめの仕事を20選ご紹介します。

やりがいや役立つ資格もご紹介しているので、転職を考えている保育士さんや、障がい児関係のお仕事をされている方、赤ちゃんに関わる仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください!

赤ちゃんに関わる仕事

赤ちゃんに関わる仕事20選をご紹介します。

それぞれの働き方や、必要な資格、持っていると重宝されやすい資格もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

これから新しく資格を取得して活躍の場を広げたいと思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

施設働き方資格規模
①保育園正社員・パート・派遣保育士資格

看護師資格

(無資格OKの場合あり)   
大規模~小規模
(定員数10-100人以上)
②認定こども園正社員・パート・派遣保育士資格

幼稚園教諭免許状

看護師資格

(無資格OKの場合あり)
中規模~大規模
(定員数30-150人)
③企業型保育所正社員・パート・派遣保育士資格

看護師資格

(無資格OKの場合あり)
小規模~中規模
(定員数10-30人)
④小規模保育施設正社員・パート・派遣保育士資格

看護師資格

(無資格OKの場合あり)
小規模
(定員数10-19人)
⑤院内保育所正社員・パート・派遣保育士資格

看護師資格

(無資格OKの場合あり)
小規模
(定員数10-20人)
⑥乳児院正社員・パート保育士資格

看護師資格
中規模~大規模
(定員数30-100人)
⑦託児所正社員・パート保育士資格

(無資格OKの場合あり)
小規模
(定員数10-30人)
⑧ベビーシッター正社員・パート
・フリーランス・自営業
保育士資格

(無資格OKの場合あり)
個人または小規模
(1対1対応)
⑨ファミリー
サポートセンター 
パート・ボランティア保育士資格

(無資格OKの場合あり)
小規模
(地域ごとの活動)
⑩病児保育室正社員・パート・派遣保育士資格

看護師資格
小規模
(定員数10-30人)
⑪子育て支援センター正社員・パート・ボランティア保育士資格

(無資格OKの場合あり)
中規模
(地域ごとの活動) 
⑫ベビーマッサージ教室自営業・フリーランスベビーマッサージ資格個人または小規模
(参加者数5-10人)
⑬児童発達支援センター正社員・パート保育士

資格児童指導員任用資格

児童発達支援管理責任者
中規模 
⑭児童養護施設正社員・パート保育士資格

児童指導員任用資格

臨床心理士資格

看護師資格
大規模~小規模
(定員数10-100人以上)
⑮障がい児施設正社員・パート保育士資格

児童指導員任用資格
中規模 
⑯産科医院正社員・パート保育士資格

助産師資格

看護師資格
小規模
⑰児童館正社員・パート保育士資格

(無資格OKの場合あり)
中規模
⑱児童相談所正社員・パート保育士資格

児童指導員任用資格

社会福祉士任用資格

社会福祉主事任用資格

社会福祉士資格

児童福祉司任用資格

保健師資格
中規模~大規模
(定員数30-100人)
⑲保育所等訪問支援正社員・パート保育士資格

児童指導員

児童発達支援管理責任者

サービス管理責任者

作業療法士

理学療法士

言語聴覚士
中規模
(施設定員数による)
⑳母子生活支援施設正社員・パート保育士資格

母子支援員

(母子指導員)
小規模~中規模
(定員数10-30人)

赤ちゃんに関わる仕事に向いている人

赤ちゃんに関わる仕事に向いている人【保育士人材バンク】

赤ちゃんに関わる仕事が向いているのは、次のような人です。

赤ちゃんと関わるのが好きな人

乳児と関わるのが好き、楽しいと感じる人は、赤ちゃんと関わる仕事が向いています。

乳児期は、愛着形成期とも呼ばれる大切な時期です。

この時期は、「自分は受け入れられていて、愛されている」と赤ちゃんが感じられる環境がとても重要になります。

そのため、優しい心で愛情をもって乳児と関われる人には、「赤ちゃんと関わる仕事」は天職と呼べるでしょう。

柔軟に対応できる人

柔軟に対応できる人は、赤ちゃんに関わる仕事が向いているでしょう。

赤ちゃんはそれぞれ、成長スピードや健康状態が異なります。

予測不能なことも多く、計画通りに進まないことも少なくありません。

そこで必要となるのが、柔軟な対応力です。

赤ちゃんの状況に合わせて、臨機応変に活動を変更したり、関わり方を変えてみたりと、柔軟に対応する力が求められます。

真面目で責任感がある人

赤ちゃんに関わる仕事は、真面目で責任感がある人に向いています。

赤ちゃんはまだ自分で身を守れない分、転倒や誤飲などの事故が起こりやすいため、関わる大人は責任をもって安全と健康を守る必要があります。

また、赤ちゃんの成長スピードは個々によって異なるため、長期的な視点で丁寧にじっくり向き合える真面目な人が向いているといえます。

赤ちゃんに関わる仕事に向いていない人

次のような人には、赤ちゃんと関わる仕事は向いていない可能性があります。

安全意識が低い人

安全意識が低い人には、赤ちゃんと関わる仕事は向いていないでしょう。

なぜなら、危機察知能力がまだ未熟な赤ちゃんは、事故や怪我のリスクが高いため、周囲の大人は常に安全第一で見守る必要があるからです。

赤ちゃんの安全を守るために、危機感をもって行動できない人は、命にかかわる事故や怪我を起こしかねません。

体力に自信がない人

赤ちゃんと関わる仕事は、長時間抱っこしたり、おんぶしたり、寝かしつけしたりと、ある程度の体力が必要になります。

また、赤ちゃんは、成長とともに歩き回ったり、走り回ったりと活動量が増えるため、周囲の大人は赤ちゃんのペースに合わせるのが大切です。

そのため、体力に自信がない人、健康状態に不安がある人には難しい仕事といえるでしょう。

コミュニケーションが苦手な人

赤ちゃんと関わる仕事は、保護者や他のスタッフとの連携が欠かせません。

日々、こまめにコミュニケーションをとりながら仕事をする必要があるため、人と関わるのが苦手な人、コミュニケーションをとるのが苦手な人には難しいといえます。

しかし、コミュニケーションスキルは、経験や訓練を通じて身につけることができます。

コミュニケーションが苦手な方は、積極的にさまざまな相手と関わったり、コミュニケーションスキルを磨く練習をしたりするのがおすすめです。

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赤ちゃんに関わる仕事のやりがい

赤ちゃんに関わる仕事のやりがい【保育士人材バンク】

赤ちゃんに関わる仕事は責任が求められるため、大変なことや悩むこともあります。

しかし、それ以上にたくさんのやりがいを感じられる魅力的な仕事です。

赤ちゃんと関わる仕事を通して、感じられるやりがいは、次の5つです。

1つひとつの小さな成長に喜びを感じられること

赤ちゃんは日々少しずつ成長していきます。

初めて笑顔で答えてくれた、寝返りができるようになった、ハイハイができるようになったなど・・・赤ちゃんと関わることで、1つひとつの成長が喜びに変わるでしょう!

赤ちゃんと関わる仕事は、悩むことも多く大変な仕事ですが、成長を見守ってきて、喜びを感じられたときは、「この仕事を続けてきて良かった」と達成感を得られる瞬間でもあります。

感謝される場面が多くあること

赤ちゃんに関わる仕事をしていると、感謝される場面がたくさんあります。

たとえば、できなかったことが、できるようになった時、保護者に「先生のおかげです!ありがとうございます!」と感謝されることも。

ほかにも、育児に悩む保護者の相談にのったり、アドバイスをしたりしたときに、「おかげで安心しました!」と喜ばれることもあるでしょう。

保護者から感謝されることで、喜びや達成感、自信につながります。

社会に貢献している実感を得られること

赤ちゃんの成長を見守りサポートする仕事は、社会貢献につながります。

幼少期は人格形成において重要な時期で、子どもの成長の基礎を作ります。

つまり、これからの未来を担う子どもたちの成長をサポートする仕事は、社会にとって非常に意義のある仕事といえます。

また、保育士など、保護者に代わって保育する仕事は、保護者が仕事と生活を両立するために必要不可欠な仕事といえます。

とくに近年は、核家族や共働き世帯が増えており、赤ちゃんに関わる仕事は、保護者の精神的サポートも担っています。

赤ちゃんに関わる仕事は、周りから感謝されることも多く、社会に貢献している実感を得られるでしょう。

キャリアアップにつながること

ご紹介したように、赤ちゃんと関わる仕事は多岐に渡ります。

そのため、赤ちゃんと関わる仕事でたくさんの経験を積めば、それが自分の強みとなり、活躍の場が広がります。

たとえば、「赤ちゃんと関わる別の仕事に就きたい」となったときにも、今までの経験や身につけたスキルがプラスに働くはずです。

赤ちゃんに関わる仕事の探し方

赤ちゃんに関わる仕事の探し方【保育士人材バンク】

赤ちゃんに関わる仕事を探す方法は、次のとおりです。

  • 求人サイトを利用する(一般的な求人サイトや、保育・福祉分野専門の求人サイト)
  • ハローワークを利用する
  • 保育・福祉(医療)専門の転職エージェントを利用する
  • 保育施設やサービスに直接問い合わせる
  • 派遣会社を利用する
  • 知人や友人からの紹介

たくさんの選択肢から、自分で仕事を探すのは時間と労力がかかるものです。

限られた時間の中で、効率よく自分に合った転職先を探したいという方には、保育・福祉(医療)専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。

条件交渉や、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、サポートが充実しているため、転職に自信がない方、働きながら転職活動する方もスムーズに進められます。

赤ちゃんに関わる仕事まとめ

赤ちゃんに関わる仕事20選をご紹介しました!

赤ちゃんに関わる仕事は、大切な命を守る責任ある仕事です。

大変なことや悩むこともたくさんありますが、それ以上にやりがいや喜びを感じられる仕事でもあります。

ご紹介したように、赤ちゃんと関わる仕事はたくさんあります。

「今までの経験やスキルを活かして転職したい」と考える保育士さんや、障がい児関係の仕事をされている方は、たくさんの選択肢の中から自分に合う仕事を選んでみてはいかがでしょうか?

「自分にどんな仕事が合っているのか分からない」、「転職活動に自信がない」という方は、保育士人材バンクまでお気軽にご相談ください!

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参考資料一覧:
文部科学省「幼保連携型認定こども園と保育教諭」
全国乳児福祉協議会「乳児院とは」
厚生労働省「地域子育て支援拠点事業について」
全国保育協議会「保育園を知ってください」
全母協「母子生活支援施設とは」
厚生労働省「障害児通所支援の在り方に関する検討会」
東京都福祉局「児童相談所とは」
東京都福祉局「東京都児童相談所で働いてみませんか。」
子ども家庭庁「ファミリー・サポート・センター」
厚生労働省「病児・病後児保育について」
子ども家庭庁「産後ケア事業について」
厚生労働省「児童養護施設等について」
厚生労働省「1-1. 児童発達支援センターの最低基準及び指定基準(案)の概要」
厚生労働省「児童館について」
子ども家庭庁「施設入所児童の推移」
厚生労働省「保育所等訪問支援の効果的な実施を図るための手引書」
e-Gov「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」