ピアノが弾けず、苦手意識を持っている保育士の方は意外と多いもの。

そこで今回の記事では、ピアノが弾けないときの対処法、ピアノが弾けるメリット、ピアノスキルが問われる職場と問われない職場について解説をします。

同じ悩みをお持ちの方は、ぜひご一読ください。

ピアノが弾けない時の対応方法

「保育士だけどピアノが弾けない…」そんな悩みをお持ちの方は意外と多いものです。

でも安心してください。状況にもよりますが、その悩みは前向きに解決できます。ここでは、ピアノが苦手な方に向けた以下3つの対処法をご紹介します。

  1. 練習時間を確保する
  2. 自分に合った練習方法を見つける
  3. ほかの楽器で代替する

ピアノが弾けなくても問題なく働ける職場についても、後ほど紹介しますので参考にしてみてください。

ちなみに、保育士がピアノが弾けなくとも問題なく働ける職場もあります。ピアノスキルが問われない職場については、後ほど紹介しますので、参考にしてくださいね。

(1)練習時間を確保する

ピアノ上達の第一歩は、何よりも練習時間を確保することです。自分に合ったペースで時間を作りましょう。

  • ピアノ教室に通って「強制力」を持たせる
    苦手意識があると、つい練習を後回しにしがちです。お金はかかりますが、「レッスンに行かなければ」という義務感が生まれ、確実に練習時間を確保できます。
  • 自宅や職場で「隙間時間」を活用する
    教室に通うのが難しい場合は、自主練習が基本になります。日々の生活の中で、無理なく続けられる隙間時間を見つけましょう。

(2)自分に合った練習方法を見つける

時間を確保したら、次は効率よく練習するための環境を整えましょう。(1)で触れたピアノ教室でプロに教わるのも一つの手ですが、自主練習の場合は以下の方法がおすすめです。

  • 職場のピアノや電子ピアノで練習する
    上司に相談して、退勤後などに職場のピアノを少し触らせてもらうのも良いでしょう。
  • 中古のキーボードを購入する
    リサイクルショップなら数千円で手に入ります。上達した後も、新しい曲の譜読みに長く活用できます。
  • アプリや動画サイトを活用する
    最近は、スマホやタブレットで練習できるピアノアプリや動画サイトのレッスン動画が充実しています。手軽に始められるので、ぜひチェックしてみてください。

(3)ほかの楽器で代替する

ピアノが弾けなくても、ほかの楽器が弾ける方は、その楽器を使うという手もあります。

例えば、保育士の実技試験では、ピアノのほかに、アコースティックギターとアコーディオンの使用が許可されています。

ピアノに苦手意識があるなら、いろんな楽器に挑戦してみるといいかもしれませんね。

保育士がピアノを弾けるメリット

保育士として働くうえで、ピアノが弾けると、どんなメリットがあるのでしょうか。

ここでは以下3つのメリットを紹介します。

  • 強みにできる
  • 行事やイベントで活躍できる
  • 子どもたちとコミュニケーションの幅が広がる

強みにできる

ピアノが弾けると、それを保育士としての強みにできるでしょう。

例えば就職や転職活動をする際、ピアノの実技試験があっても対応ができますし、自分の特技の1つとしてアピールもできます。

特にピアノの技術を求められる職場では、ピアノが弾けることで評価もされるでしょう。

行事やイベントで活躍できる

ピアノが弾けると、自分の役割や活躍できる場面を見つけやすくなります。

例えば保育園や幼稚園の入園式や卒業式、運動会や発表会など行事やイベントの際には、ピアノの伴奏が必要ですよね。

そんなときには自らピアノ演奏という役割を得て、聴く人を和ませたり楽しませたりと、場の演出に一役買うことができます。

子どもたちとコミュニケーションの幅が広がる

保育園や幼稚園に通う小さな子どもたちは、音楽が大好きです。普段から、歌の伴奏をしていれば「ピアノの先生」として親しみを持たれやすいでしょう。

また、子どもの好きな曲やリクエストされた曲を弾いてあげられれば、子どもたちも喜んでくれるでしょう。

ピアノや音楽を通じて、コミュニケーションの幅が広がります。

ピアノスキルが特に問われる職場紹介

ここでは、保育士がピアノスキルを問われやすい職場について解説します。

ピアノスキルが問われやすい職場の特徴として、以下3つがあります。

  • 公立の保育園・幼稚園
  • 大規模な保育園・幼稚園
  • 音楽教育やリトミックに力を入れている保育園・幼稚園

公立の保育園・幼稚園

公立の保育園や幼稚園は、施設や設備が整っているところが多く、各クラスにピアノやオルガンを設置されている場合も珍しくありません。

歴史が長い園も多いので、伝統として音楽教育を大切にしている場合もあります。

大規模な保育園・幼稚園

大規模な保育園や幼稚園では、手にする集団や子どもの数が多いため、大勢が参加でき、みんなで楽しめる、楽遊びや合唱の機会を多く設けているところが多いようです。

そのため、公立の園と同じように、各クラスにピアノやオルガンを設置している園も珍しくありません。

このような園では、イベントや行事の際に限らず、朝の会や帰りの会、遊びの時間の終わりの合図など、日常的にピアノを弾く回数が多いでしょう。

音楽教育やリトミックに力を入れている保育園・幼稚園

一方、私立や小規模な保育園・幼稚園であっても、音楽教育やリトミックなどに力を入れている園の場合、日課として音楽遊びやリズム遊びをするため、ピアノ伴奏が欠かせません。

ピアノスキルが問われない職場とは

反対に、ピアノスキルを問われにくい職場はあるのでしょうか。

結論からいうと、そういう職場も多くあります。ピアノが弾けない、弾きたくない、苦手意識を持っている保育士の方でも、問題なく働ける職場もあるので、安心してくださいね。

ここからは、ピアノスキルが問われない職場の具体例を紹介します。

保育園で働きたい場合には、以下のような施設だと、ピアノスキルが問われにくいでしょう。

  • 小規模保育所…0~2歳の子どもの保育を定員19名以下で行う施設。
  • 事業内保育所…企業などに隣接し、2歳以下の従業員らの子どもの保育を行う施設。
  • 認可外保育所…自治体などの認可なしで、子どもの保育を行う施設。
  • 院内保育所…病院で働く医師や看護師など、医療従事者の子どもの保育を行う施設。
  • ベビーホテル…一時保育をメインとし、宿泊を含む、夜間や早朝の保育も行う施設。
  • 保育ママ…保育者の自宅などで、2歳以下の子どもの少人数保育を行う施設。

これらの保育園は、子どもの年齢が幼い、また、保育する子どもの数が少ないなどの特徴があり、施設や設備が、一般的な保育園や幼稚園ほどには整っていない場合が多くあります。

そのため、ピアノを必要とする保育をしておらず、そもそもピアノやオルガンといった楽器のない施設も珍しくありません。

また、保育士資格があれば、保育園以外の職場でも働けます。例えば、以下のような児童福祉施設で働くことを視野に入れてもいいでしょう。

  • 児童養護施設…保護者がいないか、保護者と一緒に暮らせない子どもを養育する施設。
  • 児童発達支援センター…障がいのある未就学児に、通所による発達支援を行う施設。
  • 乳児院…家庭の事情などで保護者が自分で養育できない乳幼児の養育を行う施設。
  • 児童家庭支援センター…地域の家庭の子育てや子どもに関する相談に対応する施設。

このような福祉施設の場合、特別に音楽教育や療法などを取り入れていなければ、ピアノスキルを求められることはほとんどないでしょう。

ピアノが弾けなくても活躍できる求人の探し方

ピアノが弾けなくても保育士として活躍できる求人は、どのように探せばいいのでしょうか。一般的に、保育士の求人は、以下のような方法で探せます。

  • ハローワーク
  • 求人サイト
  • 転職エージェント

これらの方法なら、特定の地域の保育士の求人を、網羅的にチェックできます。

しかし、今回のように、「ピアノスキルを求められない」求人を探したい場合には、保育士専門の求人サイトや、転職エージェントの活用がおすすめです。

保育士専門の求人サイトや、転職エージェントを使って求人を探す場合、以下のようなポイントに気をつけてみてください。

  • 求人情報から、求められているスキルを見極める
  • 実際に見学に行く
  • 「ピアノ苦手OK」「ブランクあり歓迎」の求人に応募する

求人情報には、求人を出している運営者が施設の雰囲気や、何を大切にしているかなどの情報があります。

まずはしっかり求人情報に目を通し、求められているスキルが何かを見極めましょう。

もし、求人情報から、ピアノスキルの有無や優先度がわからなければ、実際に施設見学に行くのもおすすめです。

見学に行けば、その施設が音楽教育やリトミックに力を入れているかどうか、また、ピアノやオルガンをどのくらい活用しているかを実際に見たり、質問したりできます。

また、求人サイトや転職エージェントによっては、求人を検索するときに、「ピアノ苦手OK」「ブランクあり歓迎」といった条件を指定できる場合もあります。

転職エージェントの1つ「保育士人材バンク」もその1つで「ピアノ苦手OKの保育士求人・転職・募集情報」が検索できます。ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

職場で働いている方の中には、ピアノが弾けないことを引け目に感じ働きづらさを覚えている保育士の方も、いるのではないでしょうか。

でも、そもそも保育士にピアノスキルは必須ではありません。

スキルがなくても、保育士が働ける職場はたくさんあります。

転職エージェントのである「保育士人材バンク」なら、「ピアノ苦手OK」のキーワードで求人を検索できますよ。転職を考えている方は、ぜひご活用ください。

保育士人材バンクに無料登録して利用してみる>>