保育士資格を持っている方の中には、保育園以外の仕事へ転職を考えている方もいるかもしれません。

実は、国家資格である「保育士資格」を活かせる転職先はたくさんあります

また、中には保育士資格や経験を活かせる意外な職場も!

今回は、保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や転職先をご紹介します。

・「保育士資格を取ったけど活かせていない」

・「子どもに関わる保育士以外の仕事を探している」

・「保育士資格を活かせる仕事に転職したい」

そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

目次

保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場は?

保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場は?【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場は?【保育士人材バンク】

保育士資格は、国によって認定された国家資格」のひとつです。

しかし、中には「保育士資格を持ってるけど活かせていない」という方もいるかもしれません。

また、一度は保育園で働いてはみたものの、「保育園以外の仕事で子どもと関わりたい」と思っている方もいるでしょう。

ここからは、保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場を10個ご紹介します。

保育士資格を活かせる仕事①【放課後デイサービス】

保育士資格を活かせる仕事や職場①【放課後デイサービス】【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる仕事や職場①【放課後デイサービス】【保育士人材バンク】

発達障がいのある児童をお預かりする「放課後デイサービス」は、保育士資格を活かせる仕事です。

施設利用者の対象年齢は6歳~18歳と幅広いのが特徴で、放課後はもちろん夏休みや冬休みもお預かりします。

施設によって以下のようなタイプに分かれます。

放課後等デイサービス
  • 習い事型(運動や楽器、書道などのプログラムに特化している)
  • 療育型(個人に合わせた専門的な療育をおこなう)
  • 学童保育型(自由な時間を提供しつつ生活に必要なことを教える)

放課後デイサービスの職員は、子どもたちのサポートはもちろん、保護者の相談にのるのも大切な業務の一つです。

そのため、保育士経験を活かして働きたい方にはおすすめの職場といえるでしょう。

また、保育士としての経験を活かしつつ、「障がい児保育の教養を深めたい」という方にもおすすめです。

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保育士資格を活かせる仕事②【児童発達支援施設】

障がいがある小学校就学前の6歳までの子どもが通う「児童発達支援施設」も、保育士資格を活かせる職場です。

職員は、日常生活の支援や機能訓練をはじめ、幼稚園や小学校入学に向けてさまざまなサポートをおこないます。

保育園や幼稚園のように遊びや学びの場を提供するのも大切な仕事です。

保育士は実際に子どもたちの療育などをおこなう立場で、一人ひとりの個別支援計画に基づいて、適切な支援をおこないます。

専門的な知識が必要な仕事なので、悩むことや責任を感じることもあるでしょう。

しかし、一人ひとりとじっくり向き合い関わっていく中で、子どもたちの成長を感じた時に大きなやりがいを感じられる仕事です。

また、保護者のサポートもおこなうため、子どもの成長を一緒に喜んだり、相談に乗ったりする中でやりがいを実感できるでしょう。

  • 「子ども一人ひとりの障がいの特性に合わせて丁寧にサポートしたい」
  • 「障がい児への専門的な理解を深めたい」

という方におすすめの施設です。

保育士資格を活かせる仕事③【ベビーシッター】

保育士資格を活かせる仕事や職場③【ベビーシッター】【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる仕事や職場③【ベビーシッター】【保育士人材バンク】

保育士資格を活かせる仕事の一つにベビーシッターもあります。

ベビーシッターは、依頼を受けた利用者さんの家庭に出向いて、マンツーマンで保育をする仕事です。

お預かりする子どもの年齢層は、0~12歳と幅広い場合が多く、利用者さんの希望に合わせて柔軟に対応するのが特徴です。

ベビーシッターは無資格でもできる仕事なので、民間資格を取得して働く方もいれば、子育て経験を活かして働く方もいます。

しかし、国家資格である保育士資格を持っている方のほうが信頼されやすく」「給料面が良い」場合も少なくありません。

保育園とは違って、マンツーマンでじっくり保育ができるので、「家庭的な保育をしたい」という方には、ピッタリの仕事といえるでしょう。

保育士資格を活かせる仕事④【学童保育施設】

放課後の小学生を預かる施設学童保育」も、保育士資格を活かせる職場です。

お預かりする子どもたちは、保護者の就労事情などで、日中保護者が自宅にいない小学生が対象

小学校の授業が終わった放課後に、教室や児童館などを利用して遊びや生活の場を与えて、子どもたちの健全な育成を支援する仕事です。

学童保育は無資格で働くこともできますが、2015年の4月に「放課後児童支援員」という資格が新設されました。

それにより、内閣府の「子ども・子育て支援新制度」にて、学童保育施設一ヵ所につき「放課後児童支援員」の資格をもった職員が1人以上いなければならないと定められるようになりました。

この「放課後児童支援員」になるための要件には、保育士資格を持っていることが含まれています。

保育士資格を持っていれば、都道府県がおこなう研修を修了することで、「放課後児童支援員」として働くことが可能です。

学童保育では、子どもたちの宿題を見てあげたり、一緒に遊んだりしてお迎えの時間まで過ごします。

子どもの成長を肌で感じることができ、保育園と違って持ち帰りの仕事や残業がほとんどないので、保育士資格をもつ人からは人気の職場です。

参考サイト:厚生労働省『放課後児童クラブ関連資料』

保育士資格を活かせる仕事⑤【乳児院・児童養護施設】

乳児院や、児童養護施設でも保育士資格を活かして働くことができます

【乳児院】

乳児院は、さまざまな事情により保護者の養育を受けられない、0~2歳児の乳児を預かる施設です。

職員は24時間体制で子どもたちのことを見守り、児童相談所と連携しながら保護者支援や退所後のケアなどもおこないます。

【児童養護施設】

児童養護施設は、保護者のいない子どもや虐待を受けた子どもなど、社会的な養護が必要な18歳までの子どもたちが入所する施設です。

子どもたちの生活全般のサポートはもちろん、心のケアなどもおこないます。

保育園とは異なり、職員は保護者に代わる役割をもっているため責任重大です。

しかし、子どもたち一人ひとりに寄り添い献身的に支えていくことで、子どもが心を開いてくれたり信頼関係を築けたりと、大きなやりがいを感じることができます。

保育士資格を活かせる仕事⑥【院内保育】

保育士資格を活かせる仕事や職場⑥【院内保育】【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる仕事や職場⑥【院内保育】【保育士人材バンク】

病院で働く医師や看護士の子どもを預かる、院内保育」も保育士資格を活かして働くことができます。

病院に勤務する人は夜勤もあるため、院内保育も24時間開いているのが特徴です。

保育園と比べると子どもの人数も少ないため、小規模で家庭的な保育ができます。

大きな行事はほとんどなく、夜勤手当もつくため、保育士資格を活かして保育園以外の職場で働きたいという方におすすめの仕事といえるでしょう。

  • 「子どもたち一人ひとりとしっかり向き合いたい」
  • 「保育園よりも業務負担の軽い職場で働きたい」

そんな方は、院内保育で働くことも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

保育士資格を活かせる仕事⑦【保育ママ】

保育をおこなう人が、自宅で3歳未満児の子どもを預かる「保育ママ」も保育士資格が活かせる仕事です。

ベビーシッターと似ていますが、大きな違いは子どもの自宅ではなく、自分の自宅で預かるということ。

また、0~12歳の子どもをマンツーマンで保育するベビーシッターとは異なり、0~2歳までの子どもを3名まで預かることができます。

保育ママとして開業するためには、自治体の認可を受ける必要があり、自治体によっては保育士・看護師・教員などの資格や経験が求められる場合も。

保育ママとして働く場合は、個人事業主になるので、保育サービスの方針や内容を自分で自由に決めることができます。そのため、理想とする保育を実践したい方には向いているといえるでしょう。

また、保育ママは自宅で働けるので、通勤時間がないのもメリットといえます。通勤にかかる時間を保育の準備やプライベートの時間に充てられるのも魅力です。

自治体からの補助金やサポートも受けられるため、保育施設の維持管理費に充てたり、保育の質を高めるためにも使えるでしょう。

自治体の補助金制度を利用すれば、経済的な負担を最小限に抑え、理想の保育ができますよ。

保育士資格を活かせる仕事⑧【認定こども園】

保育園と幼稚園を複合させた保育施設「認定こども園」でも、保育士資格を活かせます

預かる子どもたちの年齢は0~6歳までと幅広く子どもも職員の人数も多い施設です。

教育・保育を一体的におこなうため、幼稚園と保育園の両方の良さを持っているのが特徴

認定こども園の中でも以下のように4つのタイプに分かれます。

認定こども園【4つのタイプ】
  • 幼保連携型(幼稚園と保育園の両方の機能をもつタイプ)
  • 保育園型(元々ある認可保育園に幼稚園の機能が追加されたタイプ)
  • 幼稚園型(元々ある幼稚園に保育園の機能が追加されたタイプ)
  • 地方裁量型(元々ある幼稚園や保育園に認定こども園の機能が追加されたタイプ)

認定こども園で働くためには、保育士資格のほかに幼稚園教諭の資格が必要となります。

ただし、3歳未満対象の場合は必要ないのと、保育士資格がある場合は幼稚園教諭の資格が取りやすくなる場合もあるため、さほど大きな負担にはならないでしょう。

保育士資格を活かせる仕事⑨【幼稚園】

満3歳以上の子どもを預かる幼稚園では、保育士資格を持った方が多く活躍しています。

保育園との大きな違いは、教育の場であること。

そもそも保育園は厚生労働省幼稚園は文部科学省と管轄が異なるので、方針やカリキュラムが異なります

ほかにも、幼稚園は保育時間が4時間と短いことや、夏休み・冬休みなど長期休みがあるのも特徴です。

幼稚園で働くためには「幼稚園教諭資格」が必要で、以下の条件を満たせば「幼稚園教諭二種免許状」を取得できます。

  • 厚生労働省が定める施設において「3年以上かつ4,320時間以上」の実務経験がある
  • 大学などで所定の8単位を履修する(特例制度)

保育園と比べると一人で受け持つ子どもの人数が多いことや、行事が多いことで負担に感じる方もいますが、中には保育時間が短いことでメリハリがあって働きやすいという方も。

また、長期休暇を利用して旅行に出かけるという職員も多くいます。

参考サイト:文部科学省「幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例」

保育士資格を活かせる仕事⑩【病児保育室】

発熱や病気などで、通っている保育園に預けられない子どもの保育をおこなう「病児保育室」も、保育士資格が活かせるでしょう。

病児保育には2種類あり、「施設で預かる」タイプと「自宅を訪問する」タイプがあります。

病児保育では保育と看護の両方をおこなうため、保育士以外にも医師や看護士も働いているのが特徴です。

病児を預かるので、保育士は観察力やとっさの判断力が必要になります。

保育士資格を持っていれば、病児保育施設で働くことができますが、以下のような民間資格を取得することで就職・転職に有利になるでしょう。

  • 認定病児保育専門士(全国病児保育協議会が認定する資格)
  • 認定病児保育スペシャリスト(日本病児保育協会が認定する資格)
  • 医療保育専門士(日本医療保育学会が認定する資格)

また、病児保育室は室内で静かに過ごす場合が多いため、通常の保育園よりも体力的な負担が軽いといえます。

行事やイベントの準備なども少ないため、子どもとしっかり向き合って保育したい方にもおすすめの仕事です。

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保育士資格を活かせる保育園以外の意外な職場は?

保育士資格を活かせる保育園以外の意外な職場は?【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる保育園以外の意外な職場は?【保育士人材バンク】

保育士資格を活かす仕事は、保育園や保育施設というイメージが強い方もいるかもしれません。

しかし、保育士の能力を重宝される職場はほかにもたくさんあります

ここからは、保育士資格を活かせる保育園以外の意外な職場を5つご紹介します。

保育士資格を活かせる意外な職場①【写真館】

七五三や子どもの日など、子どもたちの記念写真を撮る「写真館」でも保育士資格を活かして活躍できます。

0歳~10歳までの子どもたちの着替えをしたりあやしたりして、子どもたちの自然な笑顔を引き出すのが仕事です。

子どもの年齢や性格によって接し方は変わってくるので、保育士としての経験が十分活かせるでしょう。

保育士資格を活かせる意外な職場②【子ども服業界】

保育士資格を活かして、子ども服の販売員として働くのもおすすめです。

保育士資格や経験があれば、年齢に合わせた子ども服の選び方や着脱に関するアドバイスなど接客するうえで役立つでしょう。

また、保育園での経験がある方は、保護者や子どもとコミュニケーションをとることに慣れているため、採用されやすい可能性もあります。

販売員として売り上げを出せれば、副店長や店長などの役職も目指せるので給料アップも期待できるでしょう!

保育士資格を活かせる意外な職場③【助産施設】

出産をサポートするための施設「助産施設」も、保育士資格を活かして働くことができるでしょう。

助産施設は、経済的な理由により出産の援助を受けられない妊産婦をサポートする施設です。

今は助産師不足ということもあり、保育士を募集している助産施設も。

保育士の仕事は、生まれたばかりの赤ちゃんにミルクを飲ませたり、おむつを替えたりなど、保護者の代わりに赤ちゃん全般のケアをおこなうのがメインです。

一般的な保育園とは異なり、24時間365日乳児のお世話をするため、夜勤手当や交代勤務手当がつくと日勤だけの保育士より年収が高めになる傾向があります。

助産施設は、保護者の育児指導をおこなったり、生まれたばかりの赤ちゃんを見守りケアをしたりするため、やりがいや命の尊さを肌で感じられる仕事といえるでしょう。

保育士資格を活かせる意外な職場④【テーマパーク】

保育士資格を活かせる意外な職場④【テーマパーク】【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる意外な職場④【テーマパーク】【保育士人材バンク】

保育士資格や経験を活かしてテーマパークで働くのもおすすめです。

テーマパークにはたくさんの子どもたちが遊びに来るため、子ども好きな方にはピッタリの職場といえるでしょう。

テーマパークによっては、パーク内に託児所が設置されている場合もあり、ママやパパが安心してレジャーやショッピングを楽しめるように一時的に子どもをお預かりします。

また、迷子センターやベビールームの職員として、保育技術が活かせる場面もあるでしょう。

「子どもたちに楽しい時間を届けたい」「たくさんの子どもたちと触れ合いたい」という方はテーマパークで働くのも一つの選択肢かもしれません。

保育士資格を活かせる意外な職場⑤【子ども向け英会話教室】

子ども向け英会話教室でも保育士資格を活かして働くことができます

子ども向け英会話教室は、名前のとおり子どもたちに英会話を教える場所ですが、ただ教えるのではなく、いかに子どもたちが楽しく興味を持って学べるかが大切になります。

そのため、歌やダンスを取り入れたり、ゲームや読み聞かせをしたりと、保育士資格や経験スキルが活かせる職場です。

保育士資格が必要な子ども向け英会話教室はほとんどありませんが、資格があり、保育経験があるとなれば書類選考や面接時に有利に働く可能性が高いでしょう。

もともと英語が好きな方で保育士資格を活かしたい方は、チャレンジしてみても良いかもしれません。

保育士資格を活かせる転職先は?

保育士資格を活かせる転職先は?【保育士人材バンク】
保育士資格を活かせる転職先は?【保育士人材バンク】

さいごに、保育士資格を活かせる転職先を5つご紹介します。

保育士資格があると有利になる仕事もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士資格を活かせる転職先①【小規模保育園】

保育士をしていて転職を考えている方の中には、「もう少し家庭的な保育がしたい」「少人数で一人ひとりに寄り添いたい」という方もいるでしょう。

そこで、おすすめなのが「小規模保育園」への転職です。

小規模保育園は、待機児童問題を解消すべく設置された保育施設のこと。

お預かりする子どもの対象年齢は0・1・2歳で、人数も15名ほどの少人数なので、子どもたちとゆったり丁寧に関われるのが特徴です。

「大規模な保育園で働くのに疲れてしまった…」「働きやすい職場で、保育士の仕事は続けたい!」という方は、小規模保育園への転職を検討してみてはいかがでしょうか?

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保育士資格を活かせる転職先②【幼児教室】

0歳~6歳までの子どもたちに対して、さまざまなレッスンをおこなう「幼児教室」では、保育士資格を持つ人が歓迎される可能性が高いでしょう。

幼児期はたくさんのことが身につく大切な時期です。

そのタイミングに遊びを通して子どもたちにさまざまな経験をさせてあげることで、個々の能力を引き出していきます。

保育園や幼稚園の場合は、子どもたちの安全面などに注意しすぎて、じっくり子どもたちに向き合えないことも。

幼児教室であれば保護者が一緒にレッスンを受けるため、子どもたち一人ひとりと丁寧に向き合えるでしょう。

また、子どもと接する時間が短いことや、勤務時間が決まっていることから、働きやすいと人気があります。

「子どもの発達や特性に合わせてじっくり関わりたい」「保育士のスキルや知識を活かして子どもたちに教えたい」という方は幼児教室に転職するのもおすすめです。

保育士資格を活かせる転職先③【保育園運営会社】

保育園を運営している会社に転職するのも一つです。

仕事内容としては、保育園運営に関する事務仕事をおこないます。

人事・経理・総務・採用など、直接子どもたちと関わることはないですが、保育士やスタッフが働きやすい環境を作ることになるため、間接的には関わっているといえるでしょう。

「保育士資格を持っている」「保育士としての経験がある」という方は、保育現場のことをよく理解しているからこそ、リアルな目線で職場改善や整備に取り組むことができます。

そのため、保育士資格がある方は就職・転職するうえでプラスになるでしょう。

なお、事務仕事がメインになるので、パソコンのスキルが必要になります。

  • 「保育士としてではなく、保育園の裏方として活躍したい」
  • 「保育士を辞めてデスクワークの仕事をしてみたい」

そんな方は、保育園運営会社に転職してみるのもおすすめです。

保育士資格を活かせる転職先④【一般企業】

保育士から転職を考える人の中には、一般企業に勤めてみたいという方もいるかもしれませんね。

そこでおすすめなのが、営業職への転職です。

保育士は、子ども・保護者・上司・同僚保育士・地域の方々など、さまざまな場面でコミュニケーションをとる必要があります。

時には、保護者に育児のアドバイスをしたり、クレームに対して対応したりする場面も多く、コミュニケーション能力が身につく仕事といえるでしょう。

保育士経験で得たコミュニケーション能力は、実は営業職でも活かせます

営業職は、自社のサービスや商品の魅力をお客様に伝えて契約を獲得する仕事です。

自分のコミュニケーション能力によって、お客様が契約するかどうかが左右されるといっても過言ではないため、コミュニケーション能力が高い保育士は活躍しやすいといえます。

また、保育士とは異なり、自分の頑張りが営業成績という形で評価されやすく、収入アップを目指せるのも魅力です。

保育士の資格やスキルを活かして異業種に転職したいという方は、営業職にチャレンジするのも一つかもしれません。

保育士資格を活かせる転職先⑤【子育て支援センター】

保育園で働いている方の中には、「子どもや保護者の方ともう少しじっくり関わりたい」という方もいるかもしれません。

人によっては、「安全面に気をつけながら子どもたちを保育しつつ、行事の準備や書類作成に追われてとにかく余裕がない…」という方もいるでしょう。

そのような方は、子育て支援センター」で働くのも一つです。

子育て支援センターでは、保護者の育児の悩みに寄り添ったり、未就学前の子どもに対して年齢に合った遊びを提供したりします。

ほかにも子どもと保護者が一緒に楽しめるイベントを運営することもあり、子どもや保護者とじっくり丁寧に関わることができます。

子育て支援センターは保育士資格があれば働くことができますが、保育現場での経験や子育て経験などがあると転職の際にアピールポイントとなるでしょう。

保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場【まとめ】

保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場【まとめ】【保育士人材バンク】-1
保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場【まとめ】【保育士人材バンク】

保育士資格を活かせる保育園以外の仕事や職場、転職先をご紹介しました。

「保育士資格=保育園」で働くというイメージがある方もいるかもしれませんが、保育士資格を活かせる場所は保育園に限らずたくさんあります。

もし、保育園からの転職を希望されている方は、選択肢を広げて検討してみるのもよいかもしれません。

また、中には「やっぱり保育園で子どもと関わりたい」という方もいるでしょう。

保育園と一言でいっても、保育理念や方針、子どもの人数などは園によって異なります。

条件や人間関係が良くて、働きやすい保育園はまだまだたくさんあります。もし、自分に合った保育園へ転職したいという方は、保育士人材バンクにご相談ください。

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