人間関係が上手くいかず、「疲れてしまった」「辞めたい」と悩んでいる保育士さんはいませんか?
どの仕事も、人間関係の悩みやストレスはありますが、とくに保育士は関わる人が多い分、悩みを抱えている方も多いかもしれません。
とはいえ、「大好きな子どもと関わりたいから保育士になった」という人も多いはず。
人間関係が原因で保育士を辞めてしまうのはもったいないことです。
そこで今回は、保育士が人間関係に悩んだ時の改善方法や解決策などを詳しくご紹介します。
また、具体的に「保育士はどのような人間関係の悩みがあるのか?」エピソードも交えながらご紹介します。
すでに保育士として働いている方も、保育士を目指している方もぜひ、参考にしてみてください!
目次
- 1 保育士における人間関係とは?
- 2 保育士の人間関係の悩みやエピソード【保育士同士】
- 3 保育士の人間関係の悩みやエピソード【先輩・上司(主任・園長など)】
- 4 保育士の人間関係の悩みやエピソード【私立・公立】
- 5 保育士の人間関係の悩みやエピソード【職員とパート】
- 6 保育士の人間関係の悩みやエピソード【保護者】
- 7 保育士の人間関係の悩みやエピソード【新人】
- 8 保育士の人間関係の改善方法・解決策(人間不信・信頼関係・ストレスなど)
- 9 保育士に向いている人はどんな人?
- 10 保育士に向いていない人はどんな人?
- 11 保育士の退職理由、転職理由は?円満退職するには?
- 12 保育士の転職や求人の探し方は?
- 13 保育士の転職、履歴書・職務経歴書の書き方、面接のポイントは?
- 14 保育士の人間関係のまとめ
保育士における人間関係とは?
東京都福祉保健局の調査によると、保育士の退職理由として一番多いのは、「職場の人間関係」となっています。
保育士は、職場の同僚をはじめ、保育園の園長先生、子どもたち、保護者、地域の方々など…さまざまな立場の人と関わる職業です。
関わる相手が多ければ多いほど、性格や価値観が異なる相手ともコミュニケーションを取らなくてはなりません。
初めは相手に合わせて上手く関わっていても、日々の悩みがストレスとして溜まっていき、「めんどくさい」「疲れた…」と保育士を辞めてしまう方がいます。
また、最近では男性保育士も増えてきており、男性保育士特有の人間関係の悩みもあるかもしれません。
そのような職場で働いていた場合、保育士という仕事にやりがいを感じていても、「職場の人に会うのがつらい…」と辞めてしまうケースもあるでしょう。
今回は、保育士が人間関係の悩みを抱える場面やエピソードを、関わる相手や環境別にそれぞれご紹介していきます。
参考サイト:厚生労働省『図表1-2-62 保育士として就業した者が退職した理由(複数回答)』
参考サイト:独立行政法人福祉医療機構『平成30年度「保育人材」に関する アンケート調査結果 』
保育士の人間関係の悩みやエピソード【保育士同士】
保育園の仕事は、保育士同士でコミュニケーションをとりながら進めていきます。そのため、保育士同士で性格や保育観が合わないと、コミュニケーション不足になったり、トラブルになったりすることもあります。
また、保育園では、ペアを組んで複数担任でクラス運営をする場合がほとんどです。
保育中は些細(ささい)なことでも声をかけ合いながら、日々の保育を進めていきます。
一般的な保育園では、4月にクラス担任を任されてから、翌年の3月までクラスが変わることはほとんどありません。
つまり、ペアを組んでいる保育士とは1年間一緒に関わることになるため、お互い合わない場合、かなりストレスを感じてしまう人が多いようです。
人間関係の悩みに関するエピソード【保育士同士】
保育士1年目で、1歳児の担任をもった時のエピソードです。
【ワンポイントアドバイス】
相手に対して、「自分の意見を受け入れてほしい」「どうしてあなたは●●なの?」と自分本位で気持ちを伝えてしまうとトラブルになりやすいので注意が必要な場合があります。
「●●に悩んでいる」「●●を改善するために、私達が一緒にできることはないかな?」と相手に歩み寄って、相談ベースで話してみると、相手も嫌な気持ちにはならないでしょう。
相手の目線に合わせてコミュニケーションをとることで、信頼関係が築きやすくなるかもしれません。
保育士の人間関係の悩みやエピソード【先輩・上司(主任・園長など)】
先輩や上司との関係に悩む保育士もいます。
保育園によっては上下関係が厳しく、先輩保育士や主任、保育園の園長先生に対して「意見を言いづらい」という保育士もいるでしょう。
たとえ、不満や意見があったとしても、「先輩や上司に嫌われたくない」と我慢している人もいるかもしれません。
人間関係の悩みに関するエピソード【先輩・上司(主任・園長など)】
先輩保育士や上司との人間関係に関するエピソードです。
【ワンポイントアドバイス】
上司との人間関係は難しいところですよね。
保育園は小さな命を預かる場なので、大きな怪我や事故を防ぐために、上司は厳しく指導しているのかもしれません。
上司との人間関係に悩んだ時は、信頼できる同僚や先輩に相談してみるのがおすすめです。
それでも、どうしても悩みが解消しない場合は、思い切って転職を考えてみるのもよいでしょう。
保育士の人間関係の悩みやエピソード【私立・公立】
保育園といっても、私立と公立では職場の雰囲気が異なります。
どちらも、それぞれ違った人間関係の悩みがあるようです。
たとえば、私立保育園の園長先生は公立保育園に比べ定期的な異動がないことも多く、園長先生と合わない場合は転職せざるを得ない場合が多いでしょう。
一方、公立保育園の場合は数年すると園長先生が変わるため、私立保育園のような悩みはないかもしれません。
しかし、私立保育園よりも保育士が長く勤める傾向にあるため、公立保育園だからこその難しい人間関係もあるでしょう。
参考サイト:内閣府『保育所・幼稚園・認定こども園等に係る実態調査等の中間集計の状況について』
人間関係の悩みに関するエピソード【私立・公立】
公立保育園の人間関係に関するエピソードです。
【ワンポイントアドバイス】
上記のような状況で、人間関係で悩む方も多いかもしれません。
今回のような状況の場合は、相談しづらかったとしても園長先生や主任保育士に相談してみるのがよいでしょう。相談することで、改善のために動いてくれるかもしれません。
また、公立保育園の場合は、人事異動でほかの保育園に移れる場合もあるので、そのタイミングを待ってみるのも一つかもしれません。
とはいえ、「上司が理解してくれない」「状況が変わらない」という場合は、思い切って私立保育園へ転職を考えてみるのも一つです。
保育士の人間関係の悩みやエピソード【職員とパート】
一緒に連携しながら保育をするという意味では、正社員もパートも同じです。
しかし、働く時間や責任の重さが異なることから、人間関係の悩みを持つ人もいます。
たとえば、正社員保育士がメインのクラス担任になり、パート保育士が保育補助として一緒に保育をする場合があります。
その際、正社員保育士の保育方針や狙いが、パート保育士にうまく伝わらず、関係がギクシャクすることも少なくありません。
また、パート保育士は働く時間が限られているため、会議へ参加できないことも。
そのため、重要な連絡事項が伝わりづらかったり、子どもに関する情報の伝達が上手くいかなかったりで、ミスにつながることもあります。
人間関係の悩みに関するエピソード【職員とパート】
パート保育士が感じた人間関係のエピソードです。
パート保育士として、クラスのサポートに入った時のエピソードです。
正社員の先生に意見を聞きながら保育に入っていたのですが、ミスをしてしまうことが多々あり、「●●と言ったじゃないですか」「足を引っ張らないでください」と怒られてばかりでした。
また、正社員の先生の機嫌が悪いときは、連絡事項を共有してもらえなかったり、無視されたりすることもありました。
自分のミスで迷惑をかけてしまったのは事実ですが、責められることで萎縮してしまいました。
【ワンポイントアドバイス】
正社員とパートは働き方が異なるため、関係性に悩む方も多いでしょう。
この場合、お互いに気を遣いすぎて、コミュニケーション不足になっている可能性があります。
「分からないことは失敗する前に自分から質問する」など、普段からこまめにコミュニケーションを取るのがよいでしょう。
それでも改善しない場合は、主任保育士や園長先生に相談してみましょう。
保育士の人間関係の悩みやエピソード【保護者】
育児相談にのったり、アドバイスをしたりと保護者対応も保育士の大切な仕事のため、保護者とは日々、丁寧にコミュニケーションをとる必要があります。
しかし、保護者の中には「モンスターペアレント」と呼ばれる対応が難しい人がいる場合も。
過剰な要望や理不尽なクレームを言ってくる保護者と関わっているうちに、精神的につらくなり辞めてしまう保育士もいます。
人間関係の悩みに関するエピソード【保護者】
保護者との人間関係に関するエピソードです。
クラス担任をもった時に、保護者と信頼関係を築くのが難しくて悩みました。
保護者の中には、自分の子どもをしっかり見てほしいという思いから、細かい要望やクレームを言ってくる方もいます。
実際に「散歩中、転ばないようにうちの子をずっとそばで見ていてほしい」等のように難しい要望を依頼してくる保護者の方もいました。
もちろん、子どもたち一人ひとりを見ながら保育をしていますが、「その子だけを見る」といった特別な対応が難しいのが保育園です。
そのため、保護者に寄り添いつつ、誤解の内容にこちらの方針も丁寧に伝えるのがとても大変でした。「いつクレームが入るか分からない」という不安からストレスを感じることも多くありました。」
【ワンポイントアドバイス】
保育園にはさまざまな保護者がいますが、クレームや細かい要望を言ってくる保護者のほとんどは、不安な気持ちが隠れている場合が多いです。
そのため、まずは信頼関係を築くことが大切です。
どんな些細なことでも、こまめにコミュニケーションをとって、ポジティブなことをたくさん伝えるように心がけてみましょう。
それでも改善しない場合は先輩保育士や主任・園長先生に相談してみるのがおすすめです。
保育士の人間関係の悩みやエピソード【新人】
上下関係が厳しい保育園の場合、「仕事は最後に帰るのが当たりまえ」と考える職場もあります。
とはいえ、ただでも慣れない環境で覚えることも多く、不安やプレッシャーを感じている中で、求められることが多いと気疲れしてしまうものです。
だからといって、断ることもできず、誰かに悩みを相談することもできないため、「つらい、辞めたい」と一人で抱え込む人もいるでしょう。
人間関係の悩みに関するエピソード【新人】
新人保育士の人間関係に関するエピソードです。
新人保育士として勤めた保育園は、上下関係が厳しい職場でした。
たとえ、自分の仕事が終わっても、先輩保育士が残業で残っていたら、先に帰るのはNGという暗黙のルールがありました。
そのため、家に帰れるのは21時過ぎという生活が当たり前になっていて、精神的にも体力的にも限界でした。
とはいえ、先輩保育士や上司から嫌われるのは避けたいという気持ちがあったので、仕事を断ることはできず…。最終的には、心身のバランスを崩して退職することに。
【ワンポイントアドバイス】
新人の時は、慣れない環境に慣れることで精一杯ですよね…。
エピソードのような状況であれば、心身のバランスを崩してしまう前に、上司に相談してみましょう。
相談することで環境を改善してもらえる場合もあります。
それでも難しい場合は、思い切って転職を検討するのも一つの手段です。風通しのよい保育園へ転職すれば、ストレスを抱えずのびのび働けるかもしれません。
保育士の人間関係の改善方法・解決策(人間不信・信頼関係・ストレスなど)
人間関係に悩んだときは、信頼できる人に相談するのがよいでしょう。
誰にも相談できず一人で悩みを抱え込んでしまうと、状況はどんどん悪化してしまうこともあります。
たとえば、信頼できる相手であれば、同僚や先輩保育士、保育園の園長先生に相談するのもよいでしょう。
また、学生時代の友人や家族に相談するのも一つかもしれません。
知り合いだと話しづらいという場合は、保育士の転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
今すぐ転職を考えていなかったとしても、いま抱えている悩みを相談し、アドバイスをもらうことで視野が広がり、冷静に今後について考えられるかもしれません。
誰かに話すことで気持ちが楽になることもありますし、「自分がどうすべきか?」考えるきっかけにもなるでしょう。
また、保育士資格を活かして活躍できる職場はたくさんあります。
ストレスが原因で心身のバランスを崩したり、人間不信になる前に、早めに対処することも大事なことです。
保育士に向いている人はどんな人?
保育士は人間関係の悩みが多い職業ですが、以下のような人は保育士に向いています。
- 子どもと関わるのが好きな人
- 全体を見ながら臨機応変に行動できる人
- 感受性が豊かで相手の立場にたって考えられる人
- 誰に対しても明るくコミュニケーションをとれる人
- 物事をポジティブに考えられる人
- 向上心がある人
- 責任感が強い人
- 忍耐力がある人
- 体力に自信がある人
子ども好きな方、明るくポジティブな性格、責任感や向上心、体力のある方は保育士に向いていると言えるでしょう。
保育士に向いていない人はどんな人?
一方で、以下のような人は保育士に向いていない可能性があります。
- コミュニケーションを取るのが苦手な人
- 自分のペースで一人で黙々と仕事をしたい人
- 物事をネガティブに考えてしまう人
- 体力に自信がない人
しかし、「保育士に向いていない=保育士」になれないというわけではありません。
コミュニケーションに苦手意識がある人は、自分から積極的に挨拶してみるのも一つですし、ネガティブに考えがちな人は日常生活でポジティブに考える練習をしてみるのもよいでしょう。
自分の意識を変えるだけで、コミュニケーションの悩みが改善される場合もあります。
保育士の退職理由、転職理由は?円満退職するには?
もし、今の職場で人間関係に疲れてしまった場合は、転職するのも一つとお伝えしました。
しかしその場合、「退職理由や転職理由はどうすればいいの?」と悩む方もいるかもしれません。
まず、退職理由は、正直に伝えるのがベストですが、人間関係の不満を伝えた場合「改善するから」と引き止められるケースも少なくありません。
そのため、人間関係が理由で退職する場合は以下のように伝えてみましょう。
- この園での経験を活かして、保育士としてさらにスキルアップを目指したい
- これまでの経験や保育スキルを活かせる職種にチャレンジしてみたい
また、円満退職を目指すなら、「最後までしっかり業務をやりきること」「引継ぎは丁寧に進めること」を伝えてみてください。
つぎに、転職活動で転職理由を聞かれた場合も、ネガティブに伝えるのはNGです。
「人間関係で悩んだから」とダイレクトに伝えてしまうと、採用担当者に「コミュニケーションを取るのが苦手な人」とマイナスなイメージを与えてしまうこともあります。
そこで、以下のようにポジティブに変換して伝えるのがおすすめです。
- 風通しの良い職場で働きたいと思った
- 一緒に働く保育士と連携をとりながら働きたい
- 職員同士のコミュニケーションを大切にしたい
前職のマイナスな面に目を向けるのではなく、「転職後どのように働きたいか?」を前向きに伝えることを意識してみましょう!
保育士の転職や求人の探し方は?
保育士の求人情報を探す方法は、保育園のホームページやハローワーク、求人サイトなどがありますが、働きながら一人で転職活動するのは大変なことですよね。
そこでおすすめなのが、保育士の人材紹介サービスを利用することです。
保育士の人材紹介サービスであれば、希望や条件面などを踏まえて、自分に合った求人を紹介してくれます。
「転職するか迷っている」という段階でも気軽に相談できるので、自分に合った求人が見つかりやすいのもポイントです。
働きながら効率よく転職活動するためにも、保育に特化した人材紹介サービスを活用を検討してみてください。
保育士の転職、履歴書・職務経歴書の書き方、面接のポイントは?
さいごに、人間関係が原因で転職する際の、履歴書・職務経歴書の書き方、面接のポイントをご紹介します。
履歴書や職務経歴書は、一般的な書き方と大きな違いはありません。そのため、ここでは、意識したいポイントをご紹介します。
保育士の履歴書の書き方
履歴書を書く際は、志望動機や自己PRがとくに重要になるので、以下のポイントを意識してみてください。
- 自分の強みやスキルを転職先でどのように活かせるか具体的に書く
- エピソードを入れて説得力のある志望動機を書く
- ネガティブな内容はポジティブに変換して書く
- 将来的に保育士としてどのように成長したいかも書く
とくに、保育士の志望動機は説得力のある内容を書きましょう。
どこの保育園にも出せる内容にしてしまうと、内容の薄い志望動機になってしまいます。
保育園の園見学した時のエピソードを入れたり、自分の経験やスキルが活かせるポイントを入れたりして、説得力のある志望動機にしましょう!
保育士の職務経歴書の書き方
保育士の転職活動では、履歴書よりも職務経歴書を重視する傾向があります。
以下のポイントを意識して、端的に分かりやすく書いてみましょう。
- これまでの経験やスキルをできるだけ詳しくまとめる
- 業務内容は箇条書きにして端的にまとめる
- 採用面接をイメージしながら内容をまとめる
- どんな些細な経験でも職務内容としてアピールする
保育士の採用面接の際は、職務経歴書に沿って質問される可能性があります。
そのため、面接で聞かれることをイメージして具体的に書いておくと、面接でもスムーズに答えられます。
「何を書けばいいのか分からない」という人は、クラス担任や係などでおこなった業務内容を細かく書き出してみると、強みとしてアピールできる部分が見えてくるでしょう。
保育士の面接のポイント
保育士の採用面接では、以下のポイントを意識してみましょう。
- 明るく笑顔でハキハキと答える
- 難しい言葉は避けて自分の言葉で伝える
- 緊張していても焦らずゆっくり話す
- ネガティブな内容もポジティブに伝える
- 逆質問されたら「特にありません」はNG!
繰り返しになりますが、転職理由を聞かれたら、「人間関係が上手くいかなかった」と答えるのはNGです。
「今後どうしたいか?」という部分に目を向けて、ポジティブに伝えてみてください!
また、採用面接では、面接の最後に「何か聞いておきたいことはありますか?」と逆質問されることもあります。
逆質問は「あなたがどれだけ意欲があるのか」をチェックされている可能性があるため、保育内容に関する質問をして意欲があることや前向きな姿勢をアピールしましょう。
保育士の人間関係のまとめ
職場の人間関係に悩むと、ストレスが溜まっていき仕事に集中できなくなりますよね。
とくに保育士は、同僚や主任、保育園の園長先生や保護者など関わる相手が多いため、人間関係に悩んでしまう人も多いかもしれません。
とはいっても、どの職場にもさまざまな性格や価値観をもった人がいるため、絶対に関わらないというのは難しいです。
そのため、「もともと人間関係で悩むことが多い」「コミュニケーションが苦手…」という方は、以下のポイントを意識して人と関わってみてはいかがでしょうか?
- 常に笑顔でいることを意識する
- 自分からこまめにコミュニケーションを取る
- 相手に対して「ありがとう」を忘れない
- 分からないことは自分から聞くようにする
- 相手の意見にもしっかり耳を傾ける
コミュニケーションに苦手意識を持っている人は、自分の行動を変えることで、相手と良い関係が築ける場合もあるので、ぜひ意識的にやってみてくださいね!
ただし、自分なりに努力をしても、どうしても人間関係が解決しない場合もあるでしょう。
その場合は、他の保育園へ転職を考えるのも選択肢の一つです。
「子どもが好きだから」「子どもの成長に寄り添う保育がしたい」など、高い志をもって保育士になったのに、人間関係に悩んで保育士を辞めてしまうのはもったいないことです。
保育園は今の職場以外にもたくさんあるので、自分に合う働きやすい職場を見つけるのがおすすめです。
「人間関係で悩んでいる」「今の職場と保育方針が合わない」「もっとのびのび働きたいので転職したい」など…お悩みを抱え、相談先を探しているようでしたら、まずは、保育士人材バンクにお気軽にご相談ください。
1歳児は噛(か)みつきや怪我につながる場面が多くあり、一緒に組んでいた先生は、ピリピリとした雰囲気の中で子どもと関わっていました。
そのような雰囲気を少しでも改善するため、「明るく温かい雰囲気の中で保育をした方が、子どもたちも落ち着くのではないでしょうか?」と提案しました。
しかし、提案を伝えた日から、その先生との関係は悪化…。
一方的に意見を押し付けられたと思われたようで、
保育中にコミュニケーションを取ろうとしても、無視をされたり、一方的に意見を押し付けられたりすることが増え、かえって雰囲気が悪くなったかもしれません。